「都議選に出れば」「月日経てば言うことも変わる」
他方で、落選直後の言動も物議を醸した。自身への批判的なコメントを書き込んだ新聞記者を名乗るXの個人アカウントに噛みつくと、記者が謝罪投稿をした後も「終わらせません」と執拗に追撃。記者が所属する朝日新聞への抗議を示唆したが、この言動には「言論弾圧」「大暴走」などと冷めた反応が目立った。
民進党の代表時代には、安倍晋三首相(当時)を「息をするように嘘をつく」と舌鋒鋭く追及したこともあった蓮舫氏。都知事選の惨敗から1年も経たず前言撤回となれば、新たな波紋を呼ぶ可能性もある。既にXでは「しゃあしゃあとまた参院選に出てくる」「渡り鳥に失礼すぎ」「あんなに都政に携わりたかったんだから、都議選に出ればいいのにね」「月日が経てば、言うことも変わったりするやろ」など、蓮舫氏の動向を巡ってさまざまな意見が飛び交っている。
蓮舫氏の参院選出馬の可能性を複数のメディアが報じるなか、本人は6月20日、Xにこんな投稿をした。
「グラス片手に(中略)意気軒高」って記事があるみたい。いつ??」
具体的にどの記事か明らかにしていないが、デイリー新潮が6月20日、『グラスを片手に「いま、私が国会にいなくちゃダメでしょ!」 蓮舫氏の参院選出馬ほぼ確定か』と題した記事を配信しており、これを指したのかもしれない。