2025年6月22日に投開票された東京都議選で、石丸伸二氏が立ち上げた政党「再生の道」は議席ゼロの結果に終わった。一方、選挙期間中の候補者のYouTube動画の合計再生数は「再生の道」がトップとの調査結果をNHKが報じており、SNSで注目が集まっている。議席ゼロに「意外だった」の声も都議選では、小池百合子知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」が31議席で第1党を獲得。「再生の道」からは42人を擁立していたが、議席獲得には至らなかった。こうした結果とともに、SNSでは、「再生の道」の選挙期間中の動画再生数にも注目が集まった。22日にNHKが公開した「東京都議選ネットでの選挙戦を徹底分析結果は?」と題した記事では、告示日の13日から21日までの都議選候補者のYouTube動画の合計再生回数を政党ごとにまとめた調査結果を掲載した。そこでは、「再生の道」が延べ280万回超でトップ。2番目の公明党は約100万回再生と、大きく差がついている。なお、「再生の道」では、候補者の選定の様子から党公式YouTubeチャンネルで配信。選挙期間中には候補者の街頭演説のライブ配信を行ってきた。石丸氏も登壇した21日の街頭演説の配信動画は、23日時点で9万6000回再生されている。また、経済系YouTubeチャンネル「ReHacQ−リハック−」が公開した各党の代表者インタビューの動画でも、石丸伸二氏のインタビューが31万回再生とトップだ。2番目は参政党の神谷宗幣代表の23万回再生だ。動画の再生数に選挙結果が伴わなかったことにXでは、「意外だった 再生の道、石丸さんファンってもっと多いのかと...」「再生されても多様な人が見てるとは限らない」といった声のほか、「再生の道じゃなくて再生回数の道だったか、、」「話題作りによる動画再生への道だったのか...」と揶揄するコメントも投稿された。
記事に戻る