プロボクシングの世界王座認定団体WBO(世界ボクシング機構)が、2025年6月24日に世界ランキングを更新し、最新ランキングを発表した。
フェザー級では、元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ、30)が、2位から1位に昇格した。
2月に亀田京之介に7回TKO勝利
ネリはバンタム級、スーパーバンタム級を制した元世界王者で、24年5月にスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、32)に挑戦した。
試合は、ネリが初回に左フックで井上からダウンを奪うも、その後、井上の猛攻にあった。2回、5回、6回にそれぞれダウンを喫し、6回TKO負けした。
25年2月に地元メキシコで復帰戦を行い、WBA・WBO世界フェザー級15位・亀田京之介(TMK、26)を7回TKOで下した。
フェザー級は、井上が将来的に転向を見据える階級で、日本のボクシングファンから注目されている。
WBOフェザー級王者は、身長185センチの長身を誇るラファエル・エスピノサ(メキシコ、31)。プロデビュー以来負けなしの27勝(23KO)を誇る。
エスピノサは、井上との対戦を熱望しており、井上がフェザー級に転向した際には、有力な対戦候補となる。