舞台「東京リベンジャーズ」が2025年6月24日に公式サイト上で、衣装や舞台美術などを輸送中に火災事故が発生し、一部が消失したことを報告した。「非常に厳しい状況ではありますが」舞台「東京リベンジャーズ」は24日に「大阪公演についての重要なお知らせ」という文書を公開した。26日から開幕予定だった大阪公演について、「運送会社による輸送時の火災事故が発生し、衣装・メイク一式(ウィッグ含む)等が全焼、舞台美術の一部も焼失する事態となりました」と報告した。なお、事故関係者の命に別状はないという。また、現在は「損壊による影響の把握とその復旧作業を行なっておりますが、舞台のクオリティを上げるための工程と並行した急ピッチでの作業」だと説明し、「見通しや代替品がどこまで確保できるか、今なお把握しきれておりません」と明かした。そのため、本来の大阪公演の初日の開幕を30分遅らせた上で、上演が途中でストップしたり技術、演出の調整を行う「プレビュー公演」に変更するとのこと。なお、希望に沿わない場合は他公演への振替や払い戻しに対応すると説明した。公式サイトでは、「非常に厳しい状況ではありますが、短い時間の中でも、ベストを尽くし、困難を乗り越え、初日の幕を上げ、本公演を心待ちにしていただいているお客様のために、関係者一同全力で臨み、改めてできる限り最高のクオリティで皆様にお届けしたいと考えております」とつづっていた。「命に代わる物は無い、そう強く思います」この事態に、脚本・演出を務める伊勢直弘さんは同日にXで、「幸いドライバーさんは無事とのことです」と報告しつつ、「必ずなんとかします」「今ある最大限を活かして作りあげます ぜひお越しください!」と呼びかけていた。また、主演を務める俳優の木津つばさも同日にXを更新し、「命に代わる物は無い、そう強く思います。本当にご無事で良かった」とし、「今も急ピッチでスタッフの皆様が劇場を走り回って下さっています、お客様の為にも、リベステキャストスタッフ一同前を向いて進みます。絶対に届けるよ!大丈夫!」とつづっていた。
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