「今回のM&Aに応じてくれたNOBORDER社の上杉さん」
買収の目的については、「報道ネットワークを引き継ぎ、少しずつ組織を強化しながら、時の権力者にタブー視されてきた真実にアクセスする体制を少しでも整えたい」としている。
また、買収先について「最後に、今回のM&Aに応じてくれたNOBORDER社の上杉さん、難しい意思決定だったと思いますが、心から感謝しています。今の僕なんかに託してくれた上杉さんのご期待を裏切らないように邁進して、必ず大きな存在になります」と謝意を示した。
この報道会社は、ジャーナリストで実業家、政治活動家でもある上杉隆氏が代表を務めていた「NOBORDER」とみられる。
同氏は2017年2月、日米首脳会談を伝える米CNNのホワイトハウス中継に映り込んだことで注目を集めた人物で、CNN記者の背後にフレームインし、現地でスマートフォン撮影を行ったり、現地関係者と会話する様子が報じられていた。
上杉氏は7月1日、自身のXを通じ「【重大発表】NOBORDER社について。まもなく大事なお知らせがあります」と報告していた。
【ご報告】本日、国際的に評価される報道会社をM&Aで取得し、社名をNoBorderに改称、僕がCEOに就任しました。
— 溝口勇児 | 連続起業家 (@mizoguchi_yuji) June 30, 2025
この会社は、過去の報道実績から、首相官邸やホワイトハウスをはじめ、各国政府機関、さらにはトランプ大統領を含む要人への取材パスを保有する、稀有な報道ネットワークを有しています。… pic.twitter.com/75fdYYwihU