海外の14歳女性のファンとSNSのDMでやりとりをしたことが発覚し、解雇が発表されたメタルバンド・Crossfaithの元メンバーのDaikiさんが2025年6月30日にXでこの件を謝罪。また、「小児性愛者ではない」とし、疑惑を否定した。
「プロとしての自覚が足りませんでした」
Daikiさんをめぐっては、インスタグラムのDMで14歳女性とやりとりをしていたことが発覚し、30日に解雇が発表されていた。
Crossfaithの公式Xでは、Daikiさんと少女のやりとりの全文が公開されており、その中で「14歳」だと明かした上で「あなたにとって大きな問題ですか?」と問いかけた女性に対し、Daikiさんは「すごく若いんだね」「でもそれが問題だとは思わないよ」などと返答していた。
Daikiさんは解雇が発表された同日にXを更新し、英語と日本語の文書を公開。その中で、「被害を負わせてしまった女性ならびにご家族の方々へ心より深くお詫び申し上げます」と被害者に謝罪した上で、「応援してくださった皆さま、メンバー、家族、関係者の皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、お詫び申し上げます」とファンにも謝罪した。
また、今回の騒動についてDaikiさんは、「ファンからのダイレクトメッセージに返信するという、人前で演奏しているにも関わらず、プロとしての自覚が足りませんでした」と反省を明かした。
「現在も過剰な誹謗中傷を世界中から受け続けています」
一方、Daikiさんは今回の経緯について、「英語が堪能ではないため、不適切な内容の返答をしてしまいました」と説明し、「やりとりの途中までは、相手の年齢については認識しておらず、数通のメッセージの最後に『自分は14歳です』と告げられ、初めて未成年であることを知りました」と明かした。
「14歳」と明かした女性にDaikiさんは、「You're so young!! But very mature!! I'm 37 years old!! But I don't think it's a problem!!」と返答していが、これは「若いな! でも大人っぽいね! 自分なんて37歳だし、でもライブに来るのに歳なんか関係ないよ!」という意味合いのものだったという。
また、年齢が発覚する前、Daikiさんは相手に対し、DMで「When that time comes, I want to see you.」と送っていたが、実際に会った事実もなく、プライベートで会うことを示唆したものでもなく、「『ライブで会おう』という意図でした」と弁明した。
さらにDaikiさんは、「そして、明確にお伝えしたいのは、私は『小児性愛者(Pedophile)』ではないということです」と強調。「一部の情報が事実と異なる形で拡散され、『小児性愛者』と断定されるような誤解が広まり、現在も過剰な誹謗中傷を世界中から受け続けています」と明かした。
Daikiさんは、「この一連の不祥事は自らの行動が引き起こした結果であることには変わりなく、どれほどの方々にご迷惑をおかけしたかを痛感しています」といい、最後には再び「このような不祥事を起こしてしまいましたことを改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪していた。
— D (@d__o_o_l_b) June 30, 2025