韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が2025年7月2日、大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツに所属するイ・ジョンフ外野手(26)の特集記事を組み、辛辣に評した。
「これが大リーグの壁なのか、イ・ジョンフの能力なのか」
大リーグ2年目のイは、今シーズンは開幕から打撃が好調だった。4月中旬には打率3割4分を超え、一時は打率でリーグトップ5に名を連ねた。その後も3割台を維持していたが、5月に入ってから3割を切った。
6月に入ってから長期の打撃不振に陥り、7月1日時点で打率.240、6本塁打、34打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.704までダウンした。
6月の月間打率は、2割を切る1割4分8厘だった。
打撃不振のイは、2日にチェイス・フィールドで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、スタメンから外れた。
故郷が期待を寄せる「逸材」の深刻な不振に、地元メディア「スポーツ朝鮮」は、「これが大リーグの壁なのか、イ・ジョンフの能力なのか 打率2割4分で崩壊寸前。チーム崩壊の元凶となっている」などのタイトルで記事を公開した。
記事では「このようなイ・ジョンフの不調は、もはや『一時的なスランプ』と呼ぶのは難しい状況になった。300打席以上を消化した際の打率は、通常その打者の平均的な記録と見なすべきだ。これは大リーグだけでなく、KBO(韓国プロ野球)リーグでも適用される常識だ」とし、こう辛辣に評した。