補強進めるDeNA...元中日・ビシエド、藤浪晋太郎の獲得調査報道でも話題に 即戦力となるか?

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   DeNAが逆襲に向け、シーズン途中の補強が話題になっている。

   レッズから自由契約となっていたマイク・フォードの復帰を2025年7月8日に発表すると、昨季まで中日でプレーしていたダヤン・ビシエド、マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約になった藤浪晋太郎の獲得に向け、調査を進めていることがメディアで報じられた。

  • 横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム
    横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム
  • 藤浪晋太郎のインスタグラム(@fujinami_shintaro)より
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  • 藤浪晋太郎のインスタグラム(@fujinami_shintaro)より
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「ビシエドは日本人枠で起用できるメリット」

   ビシエド、藤浪は日本球界でかつて活躍したビッグネームだが、即戦力として稼働するかというと不透明だ。

   ビシエドは中日在籍最終年となった昨季15試合出場で打率.209、1本塁打、2打点。直球への対応力が課題に挙げられ、中日退団後に日本球界でのプレーを熱望したが叶わなかった。今年5月からメキシカン・リーグでプレーし、38試合出場で打率.276、8本塁打をマークした。

   藤浪は23年からメジャー挑戦し、同年にアスレチックス、オリオールズで計64試合登板したが、翌24年はメッツで1軍登板なし。マリナーズとマイナー契約を結んだ今年もタコマで21試合登板して2勝1敗4ホールド、防御率5.79とアピールできず、6月17日に自由契約となった。

   スポーツ紙記者は「ビシエドは日本人枠で起用できるメリットがありますが、36歳という年齢を考えると全盛期の活躍を求めるのは酷です。藤浪は制球力が課題でストライクを取ることが計算できない。1軍で高いパフォーマンスを持続できるかというと厳しい」とシビアな見方をする。

   昨年はCS、日本一を勝ち上がって日本一に上り詰めた。首位・阪神に9.5ゲームの大差をつけられているが、ビシエド、藤浪の獲得が実現するか注目される。

(中町顕吾)

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