亀田京之介に勝利のピカソ、「僅差勝利」なのに井上尚弥戦は万全?米メディア酷評「井上戦へ説得力なかった」

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「亀田戦は本当に難しく複雑でしたが、乗り越えることができた」

   「ボクシングシーン」は、「僅差の勝利にもかかわらず、ピカソは井上尚弥に挑戦する準備ができていると宣言した」と皮肉交じりのタイトルで、世界前哨戦を厳しい論調で評した。

   記事では「ピカソの勝利は、ダイナミックでも説得力のあるものでもなかった。年末に無敗のスーパーバンタム級チャンピオン、井上尚弥との決戦に一歩近づくために目指していたような決定的な勝利ではなかった」とし、「試合は接戦だったが、ピカソは4階級制覇王者・井上に対して、『十分な資格を有する対戦相手として認められるには十分だった』と述べた」と伝えた。

   同メディアによると、ピカソは試合後、「(井上との)タイトル戦は、7歳でボクシングを始めた時から17年間待ち望んでいたもの。亀田戦は本当に難しく複雑でしたが、乗り越えることができた。自分の価値を証明する準備はできていました。これが待ち望んでいたもので、全てを賭けて挑む準備はできています」と述べたという。

   ピカソは当初、5月に井上と対戦する計画が持ち上がっていたが、海外メディアは、ピカソ陣営が対戦を辞退したと報じた。これにより、一時は井上の対戦候補から外れていたが、取り巻く状況が変化したことで、年末の対戦が有力視されている。

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