韓国メディアが、サッカーイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに対して、失望感をあらわにした。「ハウ監督とバーンは特に謝罪することなくステージに上がった」ニューカッスルは2025年7月30日に、韓国プロリーグのKリーグを代表する選手たちで構成される「チームKリーグ」と対戦。8月3日には、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとの対戦が予定されている。これに先立ち、29日に訪韓後初の公式会見を行った。地元メディアによると、会見にはエディ・ハウ監督(47)と、DFダン・バーン(33)が出席したという。会見は午後1時45分に開始する予定だったが、ハウ監督とバーンが会見場に姿を見せたのは開始予定時刻の12分後だった。地元スポーツメディア「FTSPORTS」は、「ニューカッスル・ユナイテッド、初訪韓に遅刻...旭日旗議論につながった失望感」などのタイトルで記事を公開した。記事は、「ニューカッスルが訪韓初日からファンの失望を買っている」と書き出し、会見に臨んだハウ監督とバーンの姿勢を批判的に論じた。「ハウ監督とバーンは特に謝罪することなくステージに上がった。彼らの無責任な態度は、現場にいた国内の取材陣とファンの眉をひそめさせた。さらに、チームKリーグに関する記者たちの質問に対し、ハウ監督とバーンは明確な回答を避けた。即答を避ける姿勢を示したため、今回の訪韓スケジュールが、どれだけ準備されていたのかという疑問を招いた」「韓国ツアーは『失望』で始まる」地元メディア「OSEN」は、「『旭日旗物議』ニューカッスル、韓国ツアーは『失望』で始まる」などのタイトルで記事化した。記事では「予定より12分遅れて到着し、進行役が繰り返し謝罪したものの、ハウ監督とバーンは遅刻について特別な説明や謝罪もなく会場に姿を見せた」とし、「果たしてニューカッスルは残りの日程で失望的な第一印象を消し去り、『好感度の高いクラブ』として新たな地位を確立できるだろうか。その答えは、ニューカッスルの態度の変化にかかっている」と結んだ。ニューカッスルは今回の韓国シリーズを前に、「旭日旗」騒動を起こして韓国の反発を買った。7月1日に、クラブ公式サイトで25-26シーズンのサードユニフォームを発表。そのプロモーション映像の中に、「旭日旗」を連想させるデザインの旗が映りこんでいた。これがインターネット上で注目され、韓国が激しく批判した。クラブは公式SNSを通じて謝罪し、旗が映りこんだ当該箇所は削除された。「旭日旗」騒動はいったん収まったが、今回の遅刻が多くの韓国サッカーファンを失望させたようだ。
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