元「青汁王子」こと実業家の三崎優太さんが2025年8月26日、「走行距離税」をめぐる持論を投稿しネットの注目を集めている。
「車が生活必需品の地方民や配送業にとっては重税そのもの」
三崎さんは「ガソリン税の代わりに走行距離税が導入されるかもしれかい」(原文ママ)と切り出し、「つまり走れば走るほど税金を吸い取られる仕組み」とつづった。
走行距離税とは、従来の自動車税や自動車重量税とは違い、車種や排気量、ガソリンや軽油、電気といったエネルギーの違いにかかわらず、走行距離に応じて課される税金だ。ニュージーランドが世界に先んじて導入し、アメリカの一部の州でも同様のシステムが採用されている。
日本でもガソリンの暫定税率の廃止に向けた議論が進む中、代替としての走行距離税の導入の可能性が話題となっている。走行距離に応じた課税のため、昨今シェアを伸ばしている電気自動車やエコカーにも平等な税負担を課すことができるとしているが、「看板の掛け替えだ」との批判も少なくない。
三崎さんは「車が生活必需品の地方民や配送業にとっては重税そのもの」とし、「結局は物価も上がるだけ。なんかもう狂気の沙汰としか思えない」と率直な思いをつづった。