プロ野球戦力外通告...即戦力選手の宝庫か 「実績十分」ソフトバンク2人の投手の去就どうなる

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   2025年シーズンも終盤を迎え、来季の戦力構想から外れた選手が各球団から発表されている。その中で、即戦力としてまだまだ期待できるのがソフトバンクの又吉克樹、武田翔太だ。

  • 2017年のWBCにも出場したソフトバンク・武田翔太が退団へ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    2017年のWBCにも出場したソフトバンク・武田翔太が退団へ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 福岡ソフトバンクホークスの本拠地・みずほPayPayドーム
    福岡ソフトバンクホークスの本拠地・みずほPayPayドーム
  • 2017年のWBCにも出場したソフトバンク・武田翔太が退団へ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
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実績十分の選手たちに吉報は届くか

   又吉は中日で新人から3年連続60試合以上登板するなどセットアッパーとして活躍し、21年オフにソフトバンクへFA移籍した。

   22年から3年連続30試合以上登板したが、若手の台頭もあり救援陣の中で序列が下がる形に。今年はオープン戦で防御率1.69だったが開幕をファームで迎え、チーム事情で先発調整していた。

   夏場以降は又吉の希望で救援に戻ったが1軍での登板機会なしに終わり、4年契約が終了した今年限りで退団が決まった。

   武田は高卒1年目の12年に8勝、15年に13勝、16年に14勝とエース格として活躍したが、近年は度重なる故障が影響して1軍に定着できず。

   昨年4月にトミー・ジョン手術を受けてリハビリに専念し、今年6月に実戦復帰したが1軍復帰を果たせなかった。

   ソフトバンクを取材するスポーツ紙記者は、

「又吉は救援陣の層が薄い球団は欲しいはず。多彩な変化球を操り打者を抑える術を知っている投手で、リリーバーとして『勝利の方程式』を担う力を今も持っています。武田は17年以降2ケタ勝利から遠ざかっているが、32歳とまだまだ老け込む年ではない。万全なコンディションを取り戻して、もう一花咲かせてほしい」

と期待を込める。

   ソフトバンク以外にも、来季の戦力構想から外れた実績十分の選手たちがいる。 広島のリーグ3連覇に大きく貢献した田中広輔、松山竜平、盗塁王を4度獲得した実績を持つヤクルトの西川遥輝、DeNAでセットアッパーとして活躍した三嶋一輝は他球団で現役続行を希望している。

   果たして、吉報は届くか。

(中町顕吾)

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