中国本土に住む人の対日感情「嫌い」が半数近くに迫る それでも100万人以上が8月に日本へ来た

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   自民党総裁選挙でも外国人問題、オーバーツーリズムはテーマとなったが、外国人別で突出しているのが「中国人」である。日本政府観光局が2025年9月17日に発表した25年8月の訪日外国人旅行者数は342万8000人、8月としては過去最高を更新している。このうち中国本土からの訪日客は101万8600人だった。

  • 中国からの訪日客は8月では過去最高だ
    中国からの訪日客は8月では過去最高だ
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「中国に親しみを感じない」は84.7%に

   じつはこの「中国人」のほかに、日本人から見ると見分けがつかない「中国人」が80万人以上いるのだ。台湾からの訪日客が62万700人、香港からの訪日客が22万6100人。これを合計すると186万5500人にのぼる。8月の訪日客全体の半分以上を占める。

   この3つの国・地域はそれぞれ体制が異なり、訪日統計の扱いは異なるが、漢民族が多く、日本人からすると、外見や言語だけではどちらの国なのか判断するのは難しい。なんとなく「中国人」なのである。

   中国に対する日本人の好感度はあまりよくない。

   内閣府が行っている「外交に関する世論調査」(2024年10月版)の結果によると、「あなたは、中国に親しみを感じますか、それとも感じませんか」と質問すると、「親しみを感じる」と「どちらかというと親しみを感じる」を合わせても14.7%しかなかった。親しみを感じないが84.7%も出た。

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