ZOZO前澤友作氏、高市新総裁には「むしろ期待してます」「みんなが求めているのは...この国の未来の希望」

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   「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏が高市早苗氏の「ワークライフバランス」発言をめぐる持論をXで明かした。

  • 前澤友作氏(2018年撮影)
    前澤友作氏(2018年撮影)
  • 前澤友作氏の持論。高市氏には「むしろ期待してます」
    前澤友作氏の持論。高市氏には「むしろ期待してます」
  • 前澤友作氏(2018年撮影)
  • 前澤友作氏の持論。高市氏には「むしろ期待してます」

「自分のライフワークバランスなんて考えたこともないけど......」

   前澤氏は2025年10月5日、Xに「ワークライフバランスなんて人生で一度も考えたことなかったです」と投稿。4日の自民党総裁選で新総裁に選出された高市早苗前経済安全保障担当大臣の発言に触れた。

   高市氏は選出後の演説で、高市氏は「嬉しいというよりも、本当にこれからが大変なことだ。皆様と一緒に力を合わせてやらなきゃいけないことが山ほどある。そう思っております」と緊張感をにじませ、党の立て直しに注力したいと強調。

   「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と決意を語っていた。

   ファッション通販大手「ZOZO」を創業し、現在は株式会社前澤ファンドや株式会社カブ&ピースなどを手掛ける前澤氏。自身もハードワーカーとして知られる一方で、社員の働き方改革にも早くから取り組んできた。

   ZOZOでは、12年より業務が効率的に完了すれば昼休憩なしの6時間(午前9時~午後3時)で退社できる制度「ろくじろう」を導入していた。社員の生産性向上やワークライフバランスの向上を目的とした制度で、6時間勤務でも給与は減額されない。

   投稿を見たユーザーからこの制度について尋ねられた前澤氏は、「自分のライフワークバランスなんて考えたこともないけど、社員のワークはなるべく短時間にしようと思って以下考えてました」と説明した。

「高市さんの今後の一手が楽しみです!」

   その後の投稿では、「働け働け働けって言われても、働く気がいまいち起きないのは希望がないからだと思う」と持論を展開。

   「目先の賃金アップももちろん大事だけど、みんなが求めているのはワクワクするようなこの国の未来の希望なんじゃないかと思う」と訴えた。

   6日には、「個人的には居眠りしてるようなおじぃちゃん議員の目を覚ますため、喝を入れるために言ったのかなと思いました。自身と自民党議員への強い覚悟を感じる言葉でしたよ」とする声を引用し、「僕にもそう聞こえたし、気合いを感じるスピーチだったと思います。高市さんの今後の一手が楽しみです!」とした前澤氏。

   「高市さんの『ワークライフバランス捨てる』発言を受けて、日本中の労働者もっとハードワークしないとみたいな論調が強まっていることに対して、思うこと書いたんだけど、なんか高市さん批判みたいに捉える人が一定いて、そんなことないので念のため」と追記し、「むしろ期待してます」とつづった。

   前澤氏の投稿には、「経営者の人や働いてる人もだけど会社を立て直さないといけない、改革したいって時は必死になって働いて動いて土台を作り直しますよね」「ワークを制限して得られるライフとのバランスもあれば、ひたすらワークした先にあるライフとのバランスもあると常々思います」といった声が寄せられている。

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