俳優・小泉孝太郎さん(47)のバラエティ番組での露出が急増している。
2025年4月から高嶋ちさ子さんとMCを務める『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』(テレビ朝日系)がレギュラー化。9月には、同じくテレビ朝日で石原良純さんとの『日本探求アカデミックバラエティ 火曜の良純孝太郎』、また昨年4月からはヒロミさんとMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』(日本テレビ系)がスタートするなど、現時点でレギュラー番組を4本抱える。ほかにも特番でかなりの数の司会をこなし、テレビ画面に映る機会が明らかに増えた。そんな彼の人気の秘密とは何か。
親しみやすさを生む「抜け感」
言わずと知れた父は元内閣総理大臣・小泉純一郎氏、弟は自民党総裁選を戦った小泉進次郎氏。政界のサラブレッドとして生まれた孝太郎さんだが、同じ2世タレントである石原良純さんや長嶋一茂さんとは一線を画す存在感を放つ。
2人がエネルギッシュでパワフル、いわゆる「熱い」キャラクターなのに対し、孝太郎さんは端正な顔立ち、落ち着いた物腰で「イケメン2世」というジャンルを確立。身長177cmのスタイルの良さも魅力で、番組での知的でスマートな進行は視聴者に安心感を与える。
彼の魅力をより際立たせているのが「変わった独身男」という一面かもしれない。女性との映画デートで、作品が思っていた感じと違うと、彼女が夢中で見ている横で「ごゆっくり」と言って帰宅してしまうという衝撃エピソードをフジテレビの「酒のツマミになる話」で公開した。
この時、「パートナーに自分の時間を使いたくない」「買い物も一人で行った方が楽」と公言し、千鳥の大悟さんから「結婚できてない理由がちゃんとある!」、今田耕司さんからも「サイコ野郎」とイジられた。
だが、こうした変人エピソードが逆に視聴者の心を掴んでいる。イケメンでお坊ちゃん育ちなのに、どこか抜けている。完璧すぎると息が詰まる。この親しみやすさが受けているのだろう。