「韓国はブラジルのゴールラッシュに苦しめられ続けた」
韓国代表に大勝したブラジル代表が、日本代表を相手にどのようなパフォーマンスを見せるか、多くの韓国メディアが注目していたようだ。
「スポーツ朝鮮」は、日本代表の歴史的快挙に尊敬の念を表した。「アジア最強はやはり日本だ!ブラジル相手に世界を驚かせる...強豪と対戦すると怯む韓国とは違った」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「日本は今回の親善試合2連戦で1勝1分けを記録した。これに対し韓国は満足のいかない2連戦を戦った。パラグアイに2-0で勝利したが、ブラジル戦では0-5で大敗した。ブラジルと互角の試合運びを見せた日本とは異なり、韓国代表は無力に崩れた。まともな攻撃すら一度もできず、ブラジルのゴールラッシュに苦しめられ続けた」と冷静に分析した。
そして、日本対ブラジル戦を振り返り、日韓の実力の相違に言及した。
「韓国にとって今回の2連戦は多くの課題を突きつけた。特にブラジルのようにスピードと個人技に優れたチームを前に萎縮し、積極的なシュートを打てない点への改善が必要だ。一方、日本はブラジル相手に韓国よりも実利的なサッカーをした。限られた得点機会で高い集中力と決定力を見せた」
日本代表、韓国代表ともに26年北中米ワールドカップ(W杯)出場を決めている。前回大会の22年W杯では、両国ともにグループステージを突破するも、決勝トーナメント1回戦で敗退している。
26年大会では、それぞれベスト8入りが期待される中、「スポーツ朝鮮」は「26年北中米W杯は、来年6月に開催される。残り8か月余りのこの時点で、日本代表は韓国より確実に先行している。ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表が、残り期間で再編成に成功し、W杯の舞台で変わった姿を見せられるか、注目が集まっている」とした。