「岡本に比べ、足の速さと広い守備範囲が強み」
「スポーツ朝鮮」の記事では、「米国への挑戦に乗り出したソン・ソンムンが、日本プロ野球の同ポジションの巨人・岡本和真とFA市場で激突することになった」とし、次のように分析した。
「ソン・ソンムンの場合、主ポジションであるサード以外に、ファースト、セカンドも可能だ。岡本に比べ、足の速さと広い守備範囲が強みだ。ただし、キム・ヘソンのように代走として本格的に活用されるほどの走力はない。長打力では岡本が優位にある」
そして、両者の今後の展望について言及した。
「もし、ソン・ソンムンと岡本が、同じポジションの競争相手と分類される場合、岡本の契約タイミングによって、ソン・ソンムンの契約時期や成立の可否が変わる可能性もある」
岡本は巨人の主砲として長らくチームをけん引してきた。プロ通算では打率.277、248本塁打、717打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.882だ。
国際大会でも活躍し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の23年大会に、日本代表として出場した。米国との決勝戦で本塁打を放ち、日本の優勝に大きく貢献した。