小野田紀美経済安全保障担当相が2025年10月26日、地元の知人や同級生への取材をめぐる抗議をXに投稿した。「どこで個人情報が漏れているのか分からないが怖い、気持ち悪い」小野田氏は「私の地元の方や、同級生の方々から『週刊新潮の取材が来た。どこで個人情報が漏れているのか分からないが怖い、気持ち悪い』と多数のSOSが届いています」と明かした。「取材に応じないと、なぜ取材を断るのか理由を述べるよう言われ、追い詰められるように感じる方もいたそうです」といい、「このような迷惑行為に抗議します」とつづった。投稿には、「マスコミ界はどうしてこう...『一般人の人権』への配慮が皆無なのか...。どうかこれ以上被害がありませんように」「取材を受けた人はトラウマになりかねないやり方。私だったら、どうして関係者と分かったのかも不安だし玄関出たら待ち構えてるかもと、外へ出るのが怖くなると思う」など、心配の声が相次いでいる。「勝手に連絡先を調べて正直最悪の気持ちになります」小野田氏の訴えには、政界関係者からも共感の声が寄せられた。日本維新の会の藤田文武共同代表は、小野田氏の投稿を引用し「悪質な週刊誌の取材方法。一般の人が怖いと感じたり気持ち悪いと感じるやり方でも、強引になんでもあり」とつづり、今後の方針について「こちらも行き過ぎたやり方には抗議し、必要に応じてオープンにすることにします」と明かした。牧原秀樹元法相も「これです」と共感。「小野田さんだけではなく、大臣になると一斉に週刊誌記者が地元に来て相手政党や辞めた秘書などとにかく悪口をかき集めます。勝手に連絡先を調べて正直最悪の気持ちになります」と説明。「プライバシー権が日本ほど弱い国はありません。断固戦ってください」と小野田氏にエールを送った。元佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏は、「大臣がこうやって詳細を語るのはとても良いこと。新潮、文春は滅びたほうが良い」とコメント。立憲民主党の舘登志子海老名市議会議員は、「週刊誌さん......これは報道の自由、取材の自由を超えてるよ。断る自由、尊重しましょうよ」としている。
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