定期便化は「お客様の需要が確認できたら検討」
チャーター便は成田発で2026年2月23日、28日、3月5日、10日の4往復。旅行大手のJTBとエイチ・アイ・エス(HIS)とがパッケージツアーを組むほか、ZIPAIRウェブサイトでも12月上旬に航空券を売り出す。パッケージツアーの販売はすでに始まっており、両社とも7日間の日程を組んでいる。価格は1部屋を2~3名で利用する場合、大人1人あたり64万9000円~76万9000円(JTB)、54万9800円~107万9800円(HIS)。
運航会社の西田真吾社長によると、4月以降の運航は「うまくいけば、その先も考えようと思っている」。定期便化の可能性についても、
「オペレーションがちゃんとできることが前提になるが、お客様の需要が確認できたら、そういった検討に入ることになると思う」
と前向きだ。
西田氏は記者会見の冒頭、トランプ米大統領の訪日にも触れ、
「このタイミングで、このような嬉しいニュースをみなさんと共有できることを、まずは喜びに感じており、光栄に思っている」
とあいさつ。今回の発表と訪日のタイミングが重なったことは「たまたま」だとしている。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)