日米防衛相会談のため来日していたピート・ヘグセス米国防長官が2025年10月29日、「スカジャン」の写真をXに投稿し、ネットの注目を集めている。
「共に力を通じて平和を実現しましょう
ヘグセス氏は29日、米軍横須賀基地を訪れ、小泉進次郎防衛相と初めての会談に臨んだ。
同日、Xでは「本日の小泉防衛相との会談は有意義なものとなりました。日米同盟はアジア太平洋地域の安全保障にとって極めて重要であり、日本が防衛費の増額を約束したことを歓迎します。共に力を通じて平和を実現しましょう」と報告している。
投稿には、ヘグセス氏と小泉氏と握手する写真や会談中の写真、基地を訪問する写真などが添えられた。
こうした中、4枚目に公開されたヘグセス氏と小泉氏がお揃いのジャケットを着た写真がにわかに注目を集めている。
2人が着用しているのは、小泉氏の地元である神奈川県横須賀市発祥のアイテムとして知られる「スカジャン(横須賀ジャンパー)」。胸元にはタカとバラの刺繍が施され、ヘグセス氏は赤系、小泉氏は青系の色違いだ。ヘグセス氏のジャケットにはファーストネームである「Pete(ピート)」、小泉氏のものには「Shinjiro(進次郎)」の刺繍も入っている。
「まさに『横須賀』と『日米交流』の象徴よ」
報道によると、スカジャンは小泉氏が贈ったもの。ほかにも「変革者」としての意味を込めた「織田信長のブロンズ像」や、ヘグセス氏がパンケーキ作りを趣味としていることから、日本のパンケーキ粉などを贈ったという。
ヘグセス氏の投稿には、「ちょっと待て進次郎、スカジャン贈ったの? いいじゃんかよ そういうのでいいんだよそういうので」「意外と知られてないけど、スカジャンは『横須賀ジャンパー』の略で、横須賀が発祥の地。戦後に駐留米兵がジャケットに和柄刺繍をオーダーしたのが起源と言われていて、まさに『横須賀』と『日米交流』の象徴よ。小泉大臣、ここでもグッジョブなのでは」などとする声があがった。
海外ユーザーの評判も上々のようで、「Love the jackets btw!(ところで、そのジャケット素敵だね!)」「Swag for miles!(超カッコいい!)」など、盛り上がる声が寄せられている。
小泉氏も同日、自らのXでお揃いのスカジャン姿のツーショットを公開。ヘグセス氏と小泉氏が並び、笑顔でサムアップポーズをとっている。
Great meeting with Defense Min-ister Koizumi today. The U.S.-Japan Alliance remains vital to the security of the Asia-Pacific, and I welcome Japan's recent commitment to increase its defense spend-ing.
— Secretary of War Pete Hegseth (@SecWar) October 29, 2025
Together, we can achieve Peace through Strength. pic.twitter.com/w0ogrvopRh