参政党・神谷代表「我が党も...」「総理もたまに極右って」→高市首相「巻き込まないで」 切り返しに注目「上手さ絶妙」

   高市早苗首相が2025年11月13日の参院予算委員会で、参政党・神谷宗幣代表の「反グローバリズム」をめぐる主張の中でした発言に、「巻き込まないでください」と苦笑する場面があった。

  • 高市早苗首相(2025年10月撮影)
    高市早苗首相(2025年10月撮影)
  • 参政党・神谷宗幣代表(25年9月撮影)
    参政党・神谷宗幣代表(25年9月撮影)
  • 高市早苗首相(2025年10月撮影)
  • 参政党・神谷宗幣代表(25年9月撮影)

「高市総理に仲間扱い拒否られる神谷代表ww」

   神谷氏は、グローバリズムからアメリカファーストへ揺り戻しをした米・トランプ大統領は「国際社会からまだまだ孤立をしている状況」とし、日本はトランプ大統領にある程度足並みを合わせて「トランプさんが国際社会の中でもう少し政策を進められるようにサポートすべきではないか」と主張。高市首相の考えを問うた。

   これに高市首相は、トランプ大統領も世界各地の紛争を和平に持っていくことに関与しているとし、そのうえで「お互いの国が国益最大化するのは当たり前で、世界に関与しながら、世界が平和であること、繁栄することが自分の国の富にもなる。こういう考え方を大事にしたいなと思っています」と話した。

   神谷氏は「アメリカファーストは決して、アメリカだけが良ければいいという考え方ではないという風に総理もお考えだということで、私も賛同いたします」と話した。

   続けて神谷氏は、反グローバリズムを掲げる政党はトランプ大統領以外にも世界で出てきているとし、「それが極右だなんだかんだと、我が党も言われていますし、総理もたまに極右って書かれていますけれども」と話すと、高市首相は「巻き込まないでください」と苦笑した。神谷氏は「いや、海外でですね、言われていますけれども」と弁解した。

   その後、神谷氏は改めて「決して我々は別に民族主義がどうこうで、排外主義がどうということを言っているわけではなくて」と主張した。

   このやり取りがXで注目を集め、「高市総理に仲間扱い拒否られる神谷代表ww」「首相の塩対応w」「切り返しの上手さ絶妙だな」「これこそがいいヤジだと思う」といった声が寄せられている。

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