「周囲に心配をかけないことも、リーダーの心得」 睡眠時間2時間で働く高市首相に投げられた苦言

   「睡眠時間は2時間から4時間」と国会で答弁した高市早苗首相に、「報道ステーション」(テレビ朝日系)の大越健介キャスターが、2025年11月13日放送で「周囲の事も考えて」と冷や水をザンブリ浴びせた。

  • 高市早苗首相(2025年9月撮影)
    高市早苗首相(2025年9月撮影)
  • 大越健介キャスター(報道ステーション公式サイトより)
    大越健介キャスター(報道ステーション公式サイトより)
  • 高市早苗首相(2025年9月撮影)
  • 大越健介キャスター(報道ステーション公式サイトより)

「お肌にも悪い」と自虐するが

   高市首相は自民党総裁に選出されたときも、「ワーク・ライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働きます」と馬車馬宣言し、11月7日の衆院予算委の初日には午前3時に総理公邸に"出勤"して、秘書官を集めて勉強会を開いた。「国家、国民のために懸命に働いていく」姿をアピールする狙いのようだが、振り回される周囲はてんてこ舞いだという。

   13日の参院予算委員会で共産党の小池晃書記局長から、高市政権が進めようとしている労働時間制限の緩和は「時代の流れに逆行している」と質問を受けると、「私も睡眠時間はだいたい2時間から長い日で4時間です。だからお肌にも悪いと思っております」と、自らの働き者ぶりを自虐ギャグにして答弁した。

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