高市首相との党首討論、参政党わずか「3分」で終了...神谷代表も振り返る 「いくらなんでも可哀想」SNS違和感

   高市早苗首相と野党代表による初の国会党首討論が2025年11月26日に行われた。参政党の神谷宗幣代表の持ち時間が3分だったことなどから、SNSでは、各党に割り当てられる配分時間の差に「全部一律でいい気がする」などの声が上がった。

  • 参政党・神谷宗幣代表(2025年7月20日撮影)
    参政党・神谷宗幣代表(2025年7月20日撮影)
  • 参政党公式YouTubeチャンネルより
    参政党公式YouTubeチャンネルより
  • 参政党・神谷宗幣代表(2025年7月20日撮影)
  • 参政党公式YouTubeチャンネルより

「3分で何を議論するんだ」の声

   党首討論は、衆参両院の常任委員会である「国家基本政策委員会」の合同審査会として行われる。衆参いずれかで10人以上の所属議員を持つ野党会派のトップが参加できる。

   各党の配分時間については、衆議院の公式サイトには「野党間で調整する」とあるが、議席数に応じて持ち時間が決まると報じられている。

   26日の党首討論の時間配分は、立憲民主党・野田佳彦代表が28分、国民民主党・玉木雄一郎代表が8分、公明党・斉藤鉄夫が6分、参政党・神谷氏が3分だった。

   最後に質問台に立った神谷氏は、「スパイ防止法」と「失われた30年」の2つを高市氏に質問していた。

   党首討論が終わった後、神谷氏はXを更新。「スパイ防止法はなんとしてもこの機会に!という思いでききました」と感想をつづった後、つぎのように振り返った。

「最後は私が立つ瞬間にゼロになったようで、名前が呼ばれなくて議長をみたら 話すタイミングを失いました。スペシューム光線が打てなかったウルトラマンみたいになりました」「言ってしまえばよかったです」「しかし、やり方はもうマスターしました」

   SNS上でも、時間配分の差について違和感の声が上がった。「参政党の3分はいくらなんでも可哀想だった」「見直したほうがよいと思う」「3分で何を議論するんだ」「全部一律でいい気がする」「勿体ない」などの意見が出ている。

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