Appleが2026年に発売すると噂されている折りたたみ式iPhone。少数生産で高価格帯の機種になるとみられているが、どれくらいの価格になるのか?Android機種と価格を比較すると?Apple製品関連の情報に詳しい海外メディア「9to5Mac」の11月24日付記事で、執筆者のRyanChristoffel氏は、Appleの新しい折りたたみ式スマートフォンを「iPhoneUltra」と表現している。このiPhoneUltraは、従来の折りたたみ式スマホにみられる「画面上の折り目」がないという情報が。折り目がない、もしくは目立たないという点は動画視聴の快適さに直結する要素。iPhoneAir(2025年9月発売)で実現された筐体の薄さと組み合わされば、画期的なスマホになる可能性があるといえる。だが、問題はその価格である。台湾の調査会社FubonResearchによると、iPhoneUltraの価格は最高で2399ドルになる可能性があるという。日本円では約37万円だ。iPhone17ProMax(2025年9月発売)の最小ストレージモデル(256BG)の価格は19万4800円。それと比べれば、実に2倍近い価格差になってしまう。なお、iPhone17ProMaxの最大ストレージモデル(2TB)の価格は32万9800円だ。では、Android機種と比較した場合はどうか。日本では25年8月に発売されたサムスン電子のSamsungGalaxyZFold7(256GB)は、ショップによってばらつきはあるがおおむね24~26万円台で販売されている。iPhoneUltraはそれよりも大幅に高価な製品になってしまうのだろうか。iPhoneUltraは、果たして売れるのか? そんな懸念もありそうだ。驚異的な筐体の薄さを実現したiPhoneAirは、販売が低迷していると伝えられている。その一方で、同時に発売されたiPhone17Proと17ProMaxは販売が順調とみられており、現在のユーザーはモノの購買志向がやや保守的になっているのかもしれない。果たして、iPhoneUltraは我々の期待に応える機種になるのだろうか?(澤田真一)
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