シンガー・ソングライターのあいみょんさんが2025年12月2日、Xで自身の写真をもとに作られたAI生成画像への困惑を示した。
「画像めっちゃ出回ってるけどAIやで、きもすぎ」
あいみょんさんは、「私が乳出してるみたいな画像めっちゃ出回ってるけどAIやで、きもすぎ」と投稿し、不快感をあらわにした。一方で、「まあほとんど実際とデカさ変わらんけどな」と冗談めかしている。
ファンからの「まじそれー、出回ってるのみるよ。ホントやめて欲しいよね 実際とデカさ変わらんのうける笑笑笑」との声には、「おすすめにめっちゃ出てくるねん不快!」と返信している。
個人が無償で利用できるAI生成サービスが普及するなか、芸能人や著名人の画像データを用いた「フェイク画像」や、実在する人物の顔に性的な画像を合成した「ディープフェイクポルノ」が問題となっている。
24年10月には、日本経済新聞が「卒アルから性的動画 ディープフェイク『全員標的』に」との記事を公開。「卒業アルバムやSNS上の写真をAI(人工知能)技術で性的画像・動画に加工する『ディープフェイクポルノ』被害が水面下で広がり始めた」と伝えており、もはや実社会でも無視できないレベルでの広がりが確認されつつある。
25年10月には、生成AIを用いて実在する女性芸能人らの偽のわいせつ画像を作成し、インターネットに掲載したとして、わいせつ電磁的記録媒体陳列容疑で男性が逮捕された事例もある。
「事務所は問答無用で法的措置検討してください」
ユーモアを交えた注意喚起には、「最後に一文に男どもの夢を壊さないでおこうという優しさをみました」「2文目でクソ画像を生成したクソ野郎への配慮さえも感じられる、不快なはずなのに、本当に神様みたいなお方だな...」などとポジティブに受け止める声も多い。
一方で、ディープフェイクポルノは逮捕事例も出ている重大な人権侵害だ。こうした被害を受ける側を守るため、厳しい対処を求める声も相次いでいる。
「マジでこれキモすぎるしほんとにありえないし、事務所は問答無用で法的措置検討してください。こんなに素晴らしいアーティストが性的な消費をされてたまるか」
「あいみょんさんは(恐らくあえて)柔らかく指摘してるけれど、実際は凄く不快だと思うし、性的な加害ですよね」
「最後の1文言わなくていいよ...まじでフェイクポルノって性加害だし、ネタにしなくていい。てかしちゃだめ」
私が乳出してるみたいな画像めっちゃ出回ってるけどAIやで、きもすぎ。
— あいみょん ?? (@aimyonGtter) December 2, 2025
まあほとんど実際とデカさ変わらんけどな。