「ヤンジャン」人気作品、相次ぐ休載にファン疑問→漫画家「仕方ない、言うか」 奮闘ぶりに応援の声続々

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   週刊ヤングジャンプ(集英社)で野球漫画『BUNGO -unreal-』を連載中の漫画家、二宮裕次さんが2025年12月4日、休載の理由についてXで明かした。

  • 育児と連載の両立は至難の業だ(写真はイメージ)
    育児と連載の両立は至難の業だ(写真はイメージ)
  • 二宮裕次さんのポスト。応援の声が相次いでいる
    二宮裕次さんのポスト。応援の声が相次いでいる
  • 育児と連載の両立は至難の業だ(写真はイメージ)
  • 二宮裕次さんのポスト。応援の声が相次いでいる

4月には「全く別の漫画の原作ネームを作っていた為」休載

   『BUNGO -unreal-』は、15年から25年にかけて連載されていた野球漫画『BUNGO -ブンゴ-』の続編となる漫画だ。25年10月9日発売の「週刊ヤングジャンプ」2025年45号より連載再開された。

   同作はたびたび連載中断・休載が起きており、二宮さん自らXで謝罪投稿を行っている。

   4月27日の投稿では、「謝らねばなりません。BUNGO-unreal-の連載再開が遅れて、秋くらいになります」と報告。この時は、連載中断が続いている理由について「僕がブンゴとは全く別の漫画の原作ネームを作っていた為です。載るかどうかも全く分からないのに160P分も作ってしまいました。どうしよう...。開始が遅くなる事について、大変申し訳ありません」とつづっていた。このほかの投稿では、休載の理由については明かしていない。

   11月6日には「ヤンジャン49号が発売されていますが、BUNGO-unreal-は休載です。すみません」。27日には「ヤングジャンプ52号が発売されていますが、BUNGO-unreal-は休載頂いてます。なんなら来週も休載頂いてます。すみません」とコメント。

   12月4日にも「ヤングジャンプ1号が発売されてますが、BUNGO-unreal-は今週も休載です。すみません。来週は載ります」としていた。

「子育てがもう少し落ち着けば連載ペースを上げられる」

   二宮さんは同日、一般ユーザーによる「ブンゴ好きだったのに休載多すぎて萎えた ただでさえ数ヶ月連載再開遅らせてんのにこんな休載多いのは何???」との投稿を引用し、「仕方ない、言うか」とコメント。休載が続いている理由について明かした。

   「4歳2歳0歳の子どもがおりまして、妻と手分けして家事育児に奮闘しながら 週刊連載しております。単純に作業に充てられる時間に制限がかかっており、子どもが風邪を引いたりしたら保育園行けなくなるのでスケジュールが大幅に遅れたりするのです」という。

   「編集さんが体調等を考慮してくれて、余裕を持った掲載にしてくれている、という次第です」とし、今後の見通しについて「子育てがもう少し落ち着けば連載ペースを上げられると思います」とつづった。

   これまで休載の理由を明かさなかった理由については、質問に答える形で「個人情報を全世界の人が見れるSNSに出したいですか? 僕はなるべく出したくないです。たださすがにこの休載ペースは説明しないとな、と思った次第です」と説明している。

   二宮さんの投稿には、「編集さんの配慮が、業界の体質も変わりつつあるのかなぁと思い嬉しく感じます。作者が体調を崩したり、亡くなったりして完結しないままになってしまう傑作が沢山ありますので、健康第一で続けて頂けるのが読者も嬉しいはずです」「むしろ 週刊連載の漫画家さんは 命削って描いてると思ってるので 休載しても仕方ないと思って見てます ブンゴ好きだからこそ えっ!? 載ってないの!!? ってなると思うのでそれは仕方ないです笑」など、応援の声が多く寄せられた。

   元中日ドラゴンズの平田良介氏も、「家族あっての仕事だと思います。続きを楽しみに待っておきます」とコメント。二宮さんは「平田さんありがとうございます 来季も中日の飛躍を期待しております!」と応じている。

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