大屋根リング解体は「日本の恥」なのか ホリエモンは同感「いやマジで」、前沢氏は異論

「残すなら残すで、最初から考えておくべきだった」

   解体への不満を明かした投稿には、共感の声が寄せられた一方、反論する声もある。

   実業家の前沢友作さんは、浜渦さんの投稿に「濱ちゃん、それはちょっと違うのでは?」と待ったをかけた。

   「残すなら残すで、最初からリングの構造も素材も残した後の活用法も考えておくべきだったのであって、最初から残すつもりで作ってないものに対して、残さないのは『日本の恥』とまで言うのはちょっとどうかと」とした。

   同志社大学大学院ビジネス研究科教授で、マーケティングコンサルタントの高広伯彦氏は、「これ、日本の恥とは言い過ぎな気がしますね。当初からの計画通りではありますし」と投稿。

   「太陽の塔については壊される予定が投書などで残されたという経緯はあるものの、敷地面積・規模が違いますしね。残せるものなら残してみて欲しかったとは思いますが、万博という期間限定の大規模イベントで作られたものは、無くなることで記憶に強く刻まれるような気もします」とつづった。

   浜渦さんはその後、「恥は言い過ぎと言われますが、ザハの国立競技場も、丹下さんの体育館や藤本さんの万博リング解体も、日本が建築を通して築き上げた文化や技術を次の世代に遺したいと思いませんか?」と説明。

   「もし先祖が金閣寺などの神社仏閣も古くなったら壊すをやっていたら今の日本の文化って残ってないので」と主張している。

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