「約束したことは守らないと」田久保真紀氏は取材対応ドタキャン 地元記者「一方的に報道陣の責任に転嫁した」

   田久保真紀前市長(55)の学歴詐称問題に端を発した伊東市政のゴタゴタにケリがついた。

   静岡県伊東市長選は2025年12月14日に投開票され、無所属新顔で元市議の杉本憲也さん(43)が1万3522票で初当選、田久保前市長は4131票で落選した。15日の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)は選挙後の記者会見に姿を現さなかった田久保前市長について取り上げた。

  • 伊東市長選に出馬した田久保真紀氏
    伊東市長選に出馬した田久保真紀氏
  • 「旬感LIVEとれたてっ!」公式X(@toretate__ktv)より
    「旬感LIVEとれたてっ!」公式X(@toretate__ktv)より
  • 伊東市長選に出馬した田久保真紀氏
  • 「旬感LIVEとれたてっ!」公式X(@toretate__ktv)より

報道陣は6時間以上待機していた

   この問題をウオッチしてきたテレビ静岡の記者が番組に出演、開票後に取材に応じると約束していた田久保前市長が指定の場所に姿を現さなかったと報告。「報道陣は6時間以上待機していた」と経緯を説明した。

   田久保陣営関係者によると、田久保前市長は「今日は(会見に)行きたくない」という意向を示し、SNSでコメントを出すことにしたという。前市長のXは午前4時に更新され「自宅周辺にマスコミが押し寄せたため、選挙後のコメントを取りやめざるを得ませんでした。今後の動画配信だけでなく改めてまたみなさんとお話できる場を作りたいと思います」と書かれていた。

   テレビ静岡の記者も「約束を反故にした件を一方的に報道陣の責任に転嫁した内容となった」と疲れた様子で話していた。

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