エンセン井上、BDは「ルール変更するべき」 くも膜下出血事件に持論...自身はオーディションで後頭部殴打「被害」の過去

「竜選手は格闘技人生終わった」

    そして、こう続けた。

    「どんな団体でもドクターチェックで、頭の中で出血した選手を試合に出さない。だから竜選手は格闘技人生終わった。『ブレイキングダウン19』の出場は絶対に無理。頭の中で出血すると、すごくダメージが残る。普通の生活できればいいが、それも分からない」

    今回の事件を受け、「BreakingDown」に出場した経験を持つノッコン寺田が自身のユーチューブ動画で、運営の責任を問うなど、インターネット上では団体に対する批判的な意見が飛び交っている。

    井上氏は、元格闘家視線で、今後の「BreakingDown」の在り方について、自身の見解を示した。

    「竜選手、竜選手の家族がすごい心配。それと、ブレイキングダウン全体が心配。それに格闘技の評判も心配。レオが俺の後頭部を殴ったとき、あんなに怒ったのは、やり過ぎたから。竜が回復しても、ブレイキングダウンはルールを変えないと。手を出すなと。もしかしたら再生数が減るかもしれないが、1番大事なのはそれではない。以前から言っているが、格闘技の評判、人の人生の方が全然大事。この1件で、ブレイキングダウンはちょっと考えてほしい」

    これまで、大会オーディションで数々の乱闘騒動を起こしてきた「BreakingDown」。同団体のCOOを務める溝口勇児氏(41)は、16日に自身のXを更新し、今回の事件に関して「運営の責任はすべておれにある」との見解を示した。

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