「竜選手は格闘技人生終わった」
そして、こう続けた。
「どんな団体でもドクターチェックで、頭の中で出血した選手を試合に出さない。だから竜選手は格闘技人生終わった。『ブレイキングダウン19』の出場は絶対に無理。頭の中で出血すると、すごくダメージが残る。普通の生活できればいいが、それも分からない」
今回の事件を受け、「BreakingDown」に出場した経験を持つノッコン寺田が自身のユーチューブ動画で、運営の責任を問うなど、インターネット上では団体に対する批判的な意見が飛び交っている。
井上氏は、元格闘家視線で、今後の「BreakingDown」の在り方について、自身の見解を示した。
「竜選手、竜選手の家族がすごい心配。それと、ブレイキングダウン全体が心配。それに格闘技の評判も心配。レオが俺の後頭部を殴ったとき、あんなに怒ったのは、やり過ぎたから。竜が回復しても、ブレイキングダウンはルールを変えないと。手を出すなと。もしかしたら再生数が減るかもしれないが、1番大事なのはそれではない。以前から言っているが、格闘技の評判、人の人生の方が全然大事。この1件で、ブレイキングダウンはちょっと考えてほしい」
これまで、大会オーディションで数々の乱闘騒動を起こしてきた「BreakingDown」。同団体のCOOを務める溝口勇児氏(41)は、16日に自身のXを更新し、今回の事件に関して「運営の責任はすべておれにある」との見解を示した。
今回の件を通じて、私自身が強く感じたのは
— やるべしたら竜 (@ryu_sato8814) December 14, 2025
「減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である」
という現実です。
計量後の選手は、一般的に
•脱水状態
•低血圧
•低血糖
•反射・バランス能力の低下
といった、極めて不安定な身体状態にあります。… pic.twitter.com/DtJRXHKj28