ブランド力の構築がカギに
海外進出に向けて、大きな課題となるのが、ブランドとしての認知度だ。
海外ではユニクロは世界的なブランドとして認知されており、価格面だけでなくブランド価値の面でも消費者から評価されている。
一方、しまむらは海外ではあまり認知されていない分、低価格を武器に勝負する必要があるが、特にアジアの国々には現地の安売り店舗が数多く存在する。しまむらがどこまで日本でのような「価格面でのアドバンテージ」を発揮できるのか注目だ。
そして、しまむらが低価格を実現するとともに、どこまでブランドとしての独自性やステータスを訴求できるかが、海外展開成功のカギを握ることになりそうだ。