朝倉未来CEOは「早くコメント出すべき」、エンセン井上「くも膜下出血」事件で苦言...「悪気ないが礼儀に甘い」

「ブレイキングダウンは残念ながら乱闘とか、ケンカとかで売れている」

    「ブレイキングダウンは残念ながら乱闘とか、ケンカとかで売れている。そういうところを変えないと。ずっと前から言っているが、礼儀が足りない。試合前に手を出す。乱闘するとか。そういうことをブレイキングダウンが、もっとしっかりペナルティーを与えるべき。ブレイキングダウンはしっかり変わらないと、これから続かないと思う」

    そして、団体トップによるコメントがいまだ出ていないことを問題視し、今後の展開に言及した。

    「全くコメントを出していない。それは良くないと思う。ブレイキングダウンが責任を取らないとダメだから、(朝倉は)早めにコメントを出すべき。謝罪とか、事件の細かい内容とか。ただ弁護士がついているから、こういうことが大きくなる可能性もある。裁判や警察が入る可能性もある。もしかしたら弁護士からすれば、無言のほうが安全なのかもしれない」

    井上氏は「BreakingDown」オーディションでの自身の経験を踏まえて、今回の事件の「問題」を指摘した。「BreakingDown18」のオーディションに参加した際、「叛逆の悪童」レオに不意打ちを食らい、いきなり後頭部を殴打された。

    幸い、大事に至らなかったが、井上氏は当時の運営サイドがとった言動を、こう振り返った。

    「レオに後頭部を殴られた時、溝口さんが謝ってくれた。ブレイキングダウンのトップがみんな謝ったが、ひとりだけ、未来がひと言もない。責任として、礼儀として筋を通すには、俺に謝るべき。未来の性格は分かっている。悪気はない。でも、礼儀に甘いところがある。周りにガイドする人がいない」

    格闘家としての顔を持つ朝倉は、31日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN」主催の格闘技イベントに出場する予定で、RIZINフェザー級タイトルマッチに臨む。

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