高市早苗首相が2026年1月19日の記者会見で、通常国会召集日の23日に衆院解散すると表明した。約1時間にわたる記者会見の間、「国論を二分するような大胆な政策改革」に挑戦したいと4回にわたって発言。ただ、その内容が分かりにくいと感じが人も多かったようで、SNS上では、「何のこと?」「何するつもりなのよ...」などと疑問の声が上がっている。
冒頭発言で1回、質疑応答で3回登場
高市氏は冒頭発言で解散理由を説明する際、実施した政策を説明。「経済運営に空白を作らない万全の体制を整えたうえでの解散である」とした上で、「政策実現のためのギアをもう1段挙げていきたい」と示した。
続けて高市氏は、「拉致問題の解決に向けて首脳同士で正面から向き合い具体的な成果に結び付けたい。また『国論を二分するような大胆な政策』、改革にも果敢に挑戦していきたい」と訴えた。そして、解散する理由を次のように話した。
「重要な政策転換について国民の皆様に正面からお示しし、その是非について堂々と審判を仰ぐことが、民主主義国家のリーダーの責務だと考えました。その本丸は『責任ある積極財政』です。これまでの経済財政政策を大きく転換するものです。行き過ぎた緊縮志向、未来への投資不足。この流れを高市内閣で終わらせます」
経済財政政策、安保政策、インテリジェンス機能を例示
質疑応答では3回にわたって「国論を二分するような大胆な政策」という表現が登場した。予算の審議を遅らせてまでも解散する理由などを尋ねた記者への回答の中で、「責任ある積極財政への経済財政政策の大転換、そして安全保障政策の抜本強化、インテリジェンス機能の強化など、これは『国論を二分するような大胆な政策』です」と説明。続けて、
「半年近くに及ぶ国会で『国論を二分するような大胆な政策』、改革にも、批判を恐れることなく果敢に挑戦していくということのためには、どうしても政治の安定も必要だが、国民の皆様の信任も必要」
と話した。
さらに、別の記者に対する回答の中で、「ご指摘の外交面も含めて、また安全保障も含めて、『国論を二分するような大胆な政策』、改革にも批判を恐れることなく果敢に挑戦していきたい」と話している。
高市氏は3つの分野を例示していたが、これだけではあいまいで内容が伝わりにくかったとみられ、共産党・山添拓参院議員は19日、高市氏をXで批判。その際、「『国論を二分する大胆な政策』というが、それがなにかは不明」と疑問を示した。
そのほか、「何するつもりなのよ...不安しかないんだけど...」「いったい何ですかね?」「誰か聞いてほしい 何のこと?」「それを具体的に聞いてほしいな」「憲法改正か?」などと疑問の声が上がっている。