農業系YouTuber、いちご農園に何者が不明薬物を散布と報告 被害額は約200万円で「マジでありえない」

   登録者数8.92万人の農業系YouTubeチャンネル「楽農tech」が2026年1月14日に公開した動画で、経営するいちご農園に第三者が不明薬剤を散布した影響で約200万円の被害を受けたと報告した。

  • 被害について訴える「楽農tech」の2人。被害額は約200万円にのぼるという
    被害について訴える「楽農tech」の2人。被害額は約200万円にのぼるという
  • 現場では「ちょっと薬品系の匂い」がしたという(「楽農tech」の動画から)
    現場では「ちょっと薬品系の匂い」がしたという(「楽農tech」の動画から)
  • 被害について訴える「楽農tech」の2人。被害額は約200万円にのぼるという
  • 現場では「ちょっと薬品系の匂い」がしたという(「楽農tech」の動画から)

警察には被害届を提出済

   「楽農tech」は、りょうさんとたかまささんによる2人組の若手農業系YouTuber。2024年1月より活動をスタートし、最近はいちご観光農園の開園準備を進めていた。 しかし、26年1月6日に公開した動画では、7棟あるいちごのビニールハウスのうち2棟で葉が枯れる現象が発生し、2列に並べられた苗のうち片方が枯れていてもう片方は枯れていないなどの状況から、「何者かに除草剤を撒かれたのではないか」という疑惑が浮上していた。

   「土壌数値から第三者の犯行が確定しました。」と題した動画では、土壌に何者かが不明薬剤を散布したことが数値的に確定したと伝えた。散布されたと思われる薬剤は、除草剤ではなく、漂白剤などに使用する「次亜塩素酸ナトリウム」と、パイプクリーナーなどに含まれる「水酸化ナトリウム」の2種類に絞られたという。どちらの成分も強アルカリで、濃度によっては劇薬になることもある。 また、りょうさん・たかまささんと、農業の普及員が被害培地の土壌をそれぞれで調べたところ、酸性・アルカリ性の度合いを示す指標「PH」が通常培地と比べて高いことがわかったそう。さらに、「楽農tech」がビニールハウス全棟で肥料・農薬散布を一括管理していること、PHが上昇する肥料を一切使用していないことに加え、強力な薬剤を使用しなければ達しないような高いPH値であったこと、よく見ると苗の列に垂れ下がるシートに謎の液体が付着していたことなどの証拠から、第三者による薬剤散布を確信したと説明した。

    なお警察にはすでに被害届を提出し、被害が遭ったビニールハウス内で指紋や足跡などの採取が行われたという。今後は防犯対策として監視カメラを設置し、スマートロックの導入も検討しているとのことだった。

犯人に対し「もう人じゃないなっていう。マジで」

   今回の事件を受けて、たかまささんは「マジでありえないって思っています。もう人じゃないなっていう。マジで」と怒りをにじませる。りょうさんは全体の30%にあたる、いちごの苗9000~8000株中約3000株が被害に遭ったと語った。苗だけではく、汚染された土もすべて交換の必要があるとし「土を交換するのがどれだけ大変か。わからないと思います、犯人は」と語気を強め、たかまささんは涙をぬぐうような仕草を見せた。 さらに、りょうさんは30%の被害を受けたことで他の5棟でどれほど売り上げを上げたとしても「赤字が確定しているんですよ。黒字になることはないです」と断言し、「どんな気持ちでやったのっていう。本当にわからないです」と訴えた。 そして「やらせではないか」「自作自演ではないか」とのコメントが寄せられていることに対し、たかまささんは「そういうコメントさすがにやめてほしいです」と声を震わせた。りょうさんも「やらせなわけなくない?っていう。なんぼ損失出してんの」「(薬剤を)撒かれたから再生回数も回る。取り返せるわけないじゃないですか。今後の売上のことも考えると多分200万円はくだらんよね」と憤慨していた。

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