韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)が2026年1月20日、大リーグのアトランタ・ブレーブスに所属する韓国出身キム・ハソン内野手(30)の特集記事を組み、右手中指負傷で開幕絶望のキムについて、「早くも球団とファンから忘れ去られつつある」と突き放した。
「長期離脱で米メディアは再び嘆息」
大リーグ公式サイト「mlb.com」によると、キムは韓国での休暇中に、氷上で転倒して右手中指の腱を断裂。米アトランタで修復手術を受けたという。
26年の開幕は絶望的で、回復まで4か月から5か月を要する見通しだという。
キムは3月に開催するワールド・ベースボール・クラシックに韓国代表として出場を予定していたが、韓国プロ野球(KBO)は19日、キムのWBC不参加を正式に発表した。
ブレーブスは、キムの長期離脱を受け、穴を埋めるべく内野手の戦力補強を行った。
米スポーツ局「ESPN」(ウェブ版)によると、ブレーブスは20日(日本時間)、ボルチモア・オリオールズからフリーエージェント(FA)になっていたホルヘ・マテオ内野手(31)を獲得した。契約は1年100万ドル(約1億5500万円)だという。
休暇中の負傷で開幕絶望となったキム。「OSEN」は、「『氷上惨事』キム・ハソン、早くも忘れ去られるか 14億ウォンで代役獲得→米メディアは再び嘆息」などのタイトルで記事化した。
「このままアトランタファンの記憶から消えてしまうのだろうか」
記事では「『氷上惨事』を経験したキム・ハソンは、このままアトランタファンの記憶から消えてしまうのだろうか」と切り出し、こう続けた。
「ブレーブスはマテオの加入で、より柔軟な野手陣の運用も可能になった。米メディアは『マテオが加入したことで、(マウリシオ)デュボンが必要に応じて試合終盤に他のポジションへ移動できるようになった。例えばデュボンがレフトに移動し、マテオがショートを担当する運用が可能になった』と分析した」
キムは、25年9月にタンパベイ・レイズからブレーブスに移籍した。同オフにフリーエージェント(FA)となり、ブレーブスと再契約。米メディアによると、1年2000万ドル(約31億円)で契約したという。
26年は開幕から序盤戦までの出場が絶望的となり、「OSEN」は「個人の不注意で長期離脱が確定したキム・ハソンが、早くもアトランタ球団とファンから忘れ去られつつある。残念だが、ケガはこういうところが怖い」と指摘した。
キムは、サンディエゴ・パドレス時代の23年に、アジア人大リーガー内野手として初のゴールドグラブ賞(ユーティリティー部門)を受賞するなど、かつては「韓国の至宝」と称された。