初めて一蘭のラーメンを食べた弟の様子は?
では、開発に至る経緯はどうだったか。一蘭が1月30日、J-CASTニュースの取材に応じた。それによると、同社の吉冨学代表が親友から連絡を受け、掲載された作文を読んで感動したという。そして「弟様にも一蘭のラーメンを召し上がってほしい、兄弟で一蘭のカウンターに並んで食事していただきたい」という思いから、グルテンフリー麺を開発することにした。
作文を書いた小学生と弟、家族は1月22日夜に来店。全員が「緊張された面持ち」だったが、初めて家族全員で来店できたため「全員で来れたことが嬉しい」という言葉があったという。ラーメンを食べた弟の様子については次のように説明した。
「まずスープと麺を食べて『美味しい!』と喜んでくださっておりました。また、オーダー用紙の記入などの弊社独自のシステムもお楽しみいただけたようで、特に替玉プレートを置く際には、夢が叶って少し泣きそうだったとも仰っていたようです」
同社では、より美味しいラーメンを目指し、グルテンフリーを含めたさまざまな麺の研究を日頃から行っているという。今回の麺は急ピッチで開発し、約1か月かかった。
小麦を使わないことで生地がつながりにくかったり、一蘭のスープと合わなかったりする問題もあったが、材料の配合を変えて何度も試行錯誤を繰り返した。最終的に「一蘭として納得のいく味」に仕上げることができたと、同社は述べる。
一蘭のグルテンフリー麺は今回限りの取り組みだが、SNSでは一般提供を望む声もある。同社は「とにかくご兄弟に美味しく召し上がってほしいという想いで開発したもののため、今後についてはまだ何も決まっておりません」と話している。