菓子メーカーのチロルチョコ(東京都千代田区)が2026年2月19日、看板商品の同名チョコレート菓子「チロルチョコ」について、「ずっとサイズ変わってません!」とXで発信し、大きな注目を集めている。
「これは知らなかった...」「長年の謎が解けた」
チロルチョコの公式Xアカウントは19日、「チロルチョコが小さくなった」という意見を定期的に見かけると発信。「チロルチョコ〈ミルク〉」の大きいサイズと小さいサイズを比較した写真を公開しながら、「ずっとサイズ変わってません!!」と説明した。
同社は誤解が起きる理由について、「袋商品等に入っている小さいサイズと、一粒から買える大きいサイズ(バーコード入り)があり、これらを混同されていると推察します」との見解を示した。
この投稿は19日20時時点で1万4000件以上のリポストを集めるなどSNS上で大きな反響を呼んでおり、「え、嘘でしょ!?」「これは知らなかった...」「長年の謎が解けた」などと驚く声が上がった。
チロルチョコの広報担当は19日の取材に対し、「小さいサイズ」は1979年から、「大きいサイズ」は1993年から販売していると説明。これらは「バーコードの有無」という違いもあり、「大きいサイズ」にはバーコードがある。なお、2種類のサイズ展開は<ミルク>のみならず、<コーヒーヌガー>や<ビス>など他のフレーバーでも展開している。
「ここだけは皆様にお伝えしたいと」
2つのサイズが生まれた経緯は何か。担当者によると、1962年発売の初代チロルチョコは3つ山型のバータイプだった。その後、オイルショックの影響を受けて値上げを余儀なくされたが、「1粒10円」の価格に立ち戻ろうと1979年に生まれたのが「小さいサイズ」だったという。
当初は駄菓子屋での販売が中心だったが、コンビニ販売に対応するため個包装にバーコードを印刷する必要が生じ、1993年に「大きいサイズ」が誕生した。
主な販売場所は、「小さいサイズ」は袋・BOX・カップ商品などのアソート品に、「大きいサイズ」は1粒単品として、いずれもスーパーやコンビニなどで展開している。
担当者は今回の発信について、毎月のように「小さくなった」という声をSNS上で見かけるとした上で、次のように経緯を述べている。
「物価高でお菓子の大きさが変わったり、内容量が変更になったりと時代の変化がある中で、チロルチョコが小さくなったと感じられるのも無理はないかなと思います。ただ、実際のところチロルチョコは大きさを変更せずに販売を続けていますので、ここだけは皆様にお伝えしたいと以前から思っていました。チロルチョコを手にされる方が多いチョコのシーズンでもある2月のタイミングに声を大にして発信しました」