WBC日韓戦、侍ジャパンの先発は? 韓国メディアはベテラン左腕を予想...攻略のカギは「勝負所の変化球」

   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2026年2月24日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の特集記事を公開し、3月7日に行われる日韓戦で菊池雄星投手(エンゼルス、34)が先発すると予想した。

  • WBC開催地の東京ドーム
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韓国は3大会連続1次ラウンド敗退

   日本代表はWBCプールCに属し、韓国、オーストラリア、台湾、チェコと同組となる。

   1次ラウンドは、3月5日に東京ドームで開幕し、日本代表は6日の台湾戦が初戦となる。7日の第2戦は韓国代表と対戦し、8日にオーストラリア代表、1次ラウンド最終戦は10日のチェコ戦となる。試合はいずれも東京ドームで行われる。

   一方の韓国代表は、5日にチェコ代表と対戦し、1日置いて7日に日本代表と対戦する。8日に台湾戦、9日にはオーストラリア代表と対戦する。

   韓国代表はここ最近、国際舞台で低迷しており、WBCは3大会連続1次ラウンドで敗退している。1次ラウンドは上位2チームが準々決勝に進むため、韓国代表にとって大会2連覇を目指す日本代表は大きな壁となる。

   日本代表をライバル視する「スポーツ朝鮮」は、日韓戦の日本代表の先発をベテラン左腕・菊池と予想し、その理由を説明した。

「日本では、これまで右腕・菅野智之や、左腕・菊池雄星が韓国戦のマウンドに立つと予想されてきた。エースの山本由伸が台湾との1次リーグ初戦に登板し、菅野や菊池に第2戦となる韓国戦を任せるという計算だった。イ・ジョンフ(ジャイアンツ)、ク・ジャウク(三星ライオンズ)など、中長距離打球を量産する左打者が多数配置されている韓国打線の特性上、菊池の先発が予想される」

「菊池は優れた直球の球速を備えているが...」

   野球人気が高い韓国では、大リーガーの菊池の知名度は高いようだ。「スポーツ朝鮮」は、菊池の投手としての特徴を、こう分析している。

「菊池は左腕ながら、直球の最高球速が99マイル(約159キロ)に達するファイアボーラータイプの投手だ。強速球に加え、スライダー、スプリッター、カーブ、カッター、チェンジアップ、シンカーなど多様な球種を活用する。昨シーズンはスライダーの比重を高め、直球との相乗効果に焦点を当てている」

   記事では、菊池を警戒する一方で、「優れた直球の球速を備えているが、変化球との相乗効果は大きいとは言い難いという評価もある」と指摘し、次のように分析した。

「KBO(韓国プロ野球)リーグの打者たちが、前シーズンを通じて速球派投手への適応をある程度終えたことも、菊池を相手にする自信につながる可能性がある。菊池が勝負所で投じる変化球をどれだけ攻略できるかが、ユ・ジヒョン監督率いる韓国代表の日本戦勝利の可能性を高める鍵となるだろう」

   スポーツ紙によると、WBC日本代表は宮崎市内で行っていた事前合宿を24日に打ち上げた。菊池はこの日、ブルペンで力強い投球を見せたという。

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