マンガワン「堕天作戦」原作者、6年前の逮捕時は報道されず 別のアクタージュ問題では報道、ばらつく対応

「体調不良は事実ではないので、妥当ではない」

   漫画の原作者を巡っては、集英社の少年ジャンプに「アクタージュ」を連載していた原作者が、20年8月に通りがかりの女子中学生に対する強制わいせつの疑いで警視庁に逮捕されたときは、NHKを始めとするマスコミが次々に報じた。

   ところが、マンガワン問題では、原作者の逮捕時に警察発表や報道はなかった模様だ。被害者女性が山本氏の生徒であり、未成年であることを考慮した可能性もあるのだろうか。

   民事訴訟で女性の代理人を務めた河邉優子弁護士は3月4日、J-CASTニュースの取材に対し、山本氏の逮捕当時は代理人ではなかったため、なぜ発表しなかったのかは分からないと話した。ただ、その結果として、性犯罪の過去はそのまま伏せられる形になってしまったと指摘した。

   堕天作戦の公式Xが山本氏の「体調不良」を休載の理由にしたことについては、次のように述べた。

「事件のことに触れるかは小学館の判断になると思いますが、体調不良は明らかに事実ではありませんので、妥当ではありません。虚偽の説明はよくなかったと思います」

   北海道芸術高校を運営する学校法人恭敬学園は4日、学園長が取材に答え、山本氏との契約解除は公式サイトなどで発表しなかったと明らかにした。

「警察は被害者を明かさず、本人も生徒のことだとは言いませんでした。被害者からも、これまで一切相談は受けていません。本人をかばうわけではありませんが、事実がはっきりしないことを発表するのは難しいです。生徒とのことは、22年8月24日に民事訴訟の訴状が学校に届いて初めて知りました」

   山本氏は、外部の非常勤講師として業務委託しており、刑事事件は解除の対象になるという。事件について身に覚えがあると山本氏が答えたため、即日の解除に踏み切ったとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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