プロ野球楽天の元監督で野球解説者の田尾安志氏(72)が、2026年3月9日にユーチューブを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国対オーストラリア戦を振り返り、テレビの地上波放送がなかったことを嘆いた。
「野球に携わってきた人間としては、今日のゲームは違った喜び」
1次ラウンド・プールCは9日に東京ドームで行われ、韓国がオーストラリアを7-2で下し、準々決勝進出を決めた。
通算1勝2敗でオーストラリア戦を迎えた韓国は、1次ラウンド突破するには「5点差以上かつ2失点以下の勝利」が条件だった。プールCは、2勝2敗で韓国、オーストラリア、台湾が並んだが、韓国が失点率で勝ち上がった。
韓国対オーストラリア戦を、ネット配信をテレビに映して観戦したという田尾氏は、「テレビをつけた時に、『お客さんがすごい来ているな』と思った」と切り出し、こう続けた。
「韓国対オーストラリア戦でも、日本のお客さんたちがこんなに見に来ていると思ったが、韓国の旗を振っている人も多かったし、オーストラリアを応援している方も多かった。やはり、このゲームはとにかく応援に行こうということで、韓国から来た人もいたのでしょう。本当にすごく応援して下さいました」
会場には韓国、オーストラリア両チームのファンが詰めかけ、日本人ファンの姿も確認できた。主催者発表によると、この日、3万2908人が会場に足を運んだ。
1次ラウンド突破をかけた両チームの熱い戦いに田尾氏は「このゲームを見ていて、すごくうれしくなりました。日本代表が試合をするときだけお客さんが多くて、他の国がやるときは全然お客さんがいなかったらさびしい。すごく大事なゲームのときには、こうやってお客さんが入ってくれるのだなと。今日は3万2908人が来た。こんなに来てくださいました。野球に携わってきた人間としては、今日のゲームは違った喜びを感じました」と率直に語り、次のように提言した。