プロ野球ヤクルトなどでプレーした元投手で、元大リーガーの五十嵐亮太氏(46)が、2026年3月15日にユーチューブを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝で敗退した日本代表の敗因を独自分析した。4番手・伊藤大海投手が痛恨の逆転3ラン浴びる準々決勝が15日、米フロリダ州マイアミで行われ、1次ラウンド・プールC首位の日本が、プールD2位のベネズエラに5-8で敗れた。試合は、初回に洗髪・山本由伸投手(ドジャース、27)が、先頭ロナルド・アクーニャ・ジュニア外野手(ブレーブス、28)にソロ本塁打を浴び、いきなり1点を失った。日本はその裏、先頭・大谷翔平選手(ドジャース、31)が豪快にライトスタンドに運び、同点に追いついたが、山本が2回に2者連続で2塁打を許し1点を失いリードされた。1点ビハインドの3回、日本の打線が爆発した。1死1、2塁から佐藤輝明内野手(阪神、27)のタイムリー2塁打で同点とすると、続く途中出場の森下翔太外野手(阪神、25)が3ランを放ち逆転に成功した。3点リードの5回、2番手・隅田知一郎投手(西武、26)がマウンドに上がった。隅田は1死1塁から2ランを浴び、日本のリードは1点に。6回には、4番手・伊藤大海投手(日本ハム、28)が痛恨の3ランを浴び、7-5と逆転された。8回には種市篤暉投手(ロッテ、27)のけん制悪送球で1点を失い、日本はベネズエラに敗れ準決勝進出を逃した。ベネズエラの強力打線に屈した侍ジャパン。敗因はどこにあったのか。五十嵐氏は「これは結果論になってしまいます」と前置きし、独自の視点で敗因を分析した。「ベネズエラの先発ピッチャーのスアレス選手を3回途中でノックアウトしたのはすごいことだが、そこからショートイニングになった時、(ベネズエラは)中継ぎ(投手)がしっかり3回を切った(終わらせた)後に、普段は先発のデヘスス選手が(4回から)2回3分の1を投げている。ここまでは、先発と中継ぎと先発という形でしのいだが、ここからの継投が、全員、中継ぎのピッチャーだった」「ベネズエラは中継ぎのスペシャリストを後半に4人並べてきた」五十嵐氏は、日本とベネズエラのブルペン陣を比較し、両チームの決定的な相違を、次のように指摘した。「ここから(6回1死から)中継ぎ4人で繋いだ。以前、ベネズエラは継投で勝ち切るチームだと話したが、この日はきっちり7人。中継ぎのスペシャリストを後半に4人並べてきたところに対して、日本は先発の山本(由伸)投手の後、隅田(知一郎)も先発。その後、回の途中から行くのが、藤平(尚真)選手。その後、伊藤(大海)選手、種市(篤暉)選手、菊池(雄星)選手、みんな先発」そして、「先発ピッチャーを中継ぎに入れることは、決して悪いことではない」とし、こう続けた。「いずれも失点してしまったというところと、先頭(打者)を出してしまった。先発ピッチャーの立ち上がりの難しさはよく聞くが、このような短期決戦で、そのような差が出たのかなと思います。種市選手は、7回の1イニングは良かった。次の回にランナーを出してしまって、エラーからの失点になってしまった。振り返ると、松井(祐樹)選手、石井(大智)選手、平良(海馬)選手。この3人がメンバーに入れなかったということは、日本のブルペン陣を考えた時に、マイナスだったと感じた」今回のWBC日本代表は、負傷や体調不良などで、中継ぎ候補の出場辞退が相次いだ。大会前から中継ぎが課題とされ、ベネズエラ戦では、中継ぎの投球内容が勝負を分けたようだ。
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