トランプがホルムズ海峡への艦船派遣要求。玉川徹「平和憲法がアメリカの違法な要求の盾になっている」

   イランによるホルムズ海峡封鎖で世界経済への影響が日増しに高まってくるなか、トランプ米大統領は日本をはじめとする数か国に艦船の派遣を要求してきた。それに対し、2026年3月17日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演しているコメンテーターは2人とも「NO」を突きつける。

  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
    玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
  • 首相官邸公式X(@kantei)より
    首相官邸公式X(@kantei)より
  • 玉川徹さん(羽鳥慎一モーニングショー公式サイトより)
  • 首相官邸公式X(@kantei)より

「自衛隊をホルムズ海峡に派遣したら間違いなくイランは日本を敵視する」

   イラン情勢や中東地域の安全保障に詳しい慶応大学大学院教授の田中浩一郎さんは日米首脳会談を前に「国際法違反をしているアメリカに対して何も言えない日本をイランは優遇するつもりはない。自衛隊をホルムズ海峡に派遣したら間違いなくイランは日本を敵視する」と語る。

   「ホルムズ海峡の外、北アラビア海、インド洋、オマーン海あたりでの活動であれば従来から行ってきているものなのでイランもそこまでピリピリしないと思うがホルムズ海峡、ペルシャ湾内に入ればアメリカがやろうとしていることと同じと受け止められる」と話す。

「絶対に自衛隊を派遣してはいけない」

   MCの羽鳥慎一さんは「日本の対応によってはイランは日本を敵視するということですが」と話すと、コメンテーターの菊間千乃さんは「小泉(進次郎)防衛大臣は自衛隊を派遣する予定はないと話しているが、何らかの形で派遣するようなことがあって、攻撃を受けるようなことがあれば、アメリカ、イスラエルの戦争に日本が巻き込まれることが必至なので絶対に自衛隊を派遣してはいけない」と話した。

   玉川徹さんは「今のところ政府も(自衛隊派遣について)非常に抑制的です。この抑制の理由は何かというと、やっぱり憲法が効いてきていると思う。平和憲法を持っていて憲法上(自衛隊を)出せない。憲法があればこそ、この違法な戦争に巻き込まれずに済む状況が今のところでてきている。アメリカの違法な要求に対して盾になっていると思う」と話した。トランプ大統領の無法ぶりはその盾さえも突き破ることにならないか。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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