日本ジャズ界の「巨匠」、93歳の現役サックス奏者、渡辺貞夫さんが2026年3月17日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演、今も変わらぬ艶のあるサックスの響きを披露、ジャズを始めたころの思い出を語った。
「親父が琵琶を弾いて、毎日正座させられていた」
デビューして75年。黒柳さんが渡辺さんの子ども時代について「家の中には音楽はあったの?」と聞くと、「親父が琵琶を弾いていましたから。毎日正座させられて」と話す。「僕はギターに憧れたんですけどギターを買ってもらえなくて」。
宇都宮市の出身。戦時中の空襲も宇都宮で経験した。「目の前で自分の家が焼けて『ああ、めんこが焼けちゃうな』なんて思ってましたけど」と渡辺さんは言う。
黒柳徹子「あのころは映画でもなんでもジャズの時代でした」
戦後一気に日本にジャズが入ってきた時代を黒柳さんが振り返り「映画でもなんでもジャズでしたよねあのころは」と話す。
渡辺さんは「終戦の時にアメリカのGIが宇都宮の国道を、戦車を先頭にして入ってきたんですよ。それが初めて見た外国人だった。カツカツカツと入ってきて驚きましたね」。黒柳さんはセンチメンタルジャーニーをリクエスト、渡辺さんはサックスを吹き、興に乗った黒柳さんも「gonna take a sentimental journey」と口ずさんだ。
活動の予定を聞かれ、渡辺さんは「来年はアメリカ6都市ぐらいを回ろうと思っている。コロナ以来ちょっとご無沙汰しているので」と話す。
ナベサダ、ますます意気軒昂である。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)