米国・イスラエルのイラン攻撃でホルムズ海峡が事実上封鎖になったことによる影響で、山芳製菓の「わさビーフ」などが一時製造停止になったことが話題になったが、影響はそれだけではない。温浴施設も重油不足により、浴槽の一時休止や時短営業など、対応を強いられている。
「早く収束してもらうことを願うばかり」
福島県いわき市にある温浴・宿泊施設「北投の湯 いわき健康センター」は、重油の共有停止のため、2026年3月12日から男性風呂のジェットバスを水風呂に変更。16日からは男女露天風呂を休止することを公式サイトで知らせている。
同施設の担当者は2026年3月18日、J-CASTニュースの取材に、「取引している業者さんから毎週お見積りをいただいているのですが、金額ではなく『出荷停止』できている状況」と話す。重油は、お湯を沸かすためのボイラーに必要だ。
解消する見通しはわからず、「お客様にはご迷惑かけておりますが、限りある重油で極力営業を止めないようにしたい」「早く収束してもらうことを願うばかりですね」と話した。
ほかにも、ホルムズ海峡封鎖による重油不足で1時間から2時間ほど時短営業することを伝えている銭湯もみられた。
ホルムズ海峡封鎖の影響をめぐっては、経済産業省が18日に発表した16日時点でのレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットルあたり190.8円と、前週から29円値、5週連続の値上がりとなっている。
また、12日には山芳製菓が、工場の一時停止と、一部製品の供給に遅延または出荷停止の可能性があることを伝えた。