オープン戦乱調の中日・柳裕也、開幕投手に内定も不安 充実の投手陣で...「状態のいい投手に変えた方が」

   各球団で開幕投手が発表される中、不安を指摘されているのが中日だ。井上一樹監督はプロ10年目の柳裕也に大役を託すことを明言したが、オープン戦の投球を見ると心許ない。

  • 中日ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
    中日ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
  • 柳裕也が開幕投手に内定しているが…状態は?(写真はイメージ)
    柳裕也が開幕投手に内定しているが…状態は?(写真はイメージ)
  • 中日ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
  • 柳裕也が開幕投手に内定しているが…状態は?(写真はイメージ)

大野雄大、涌井秀章のほか、ルーキーの中西聖輝、櫻井頼之介も

   侍ジャパンと対戦した2月27日の壮行試合で佐藤輝明(阪神)に先制3ランを浴びるなど2回4失点を喫すると、3月5日のDeNA戦(横浜)も5回4失点とピリッとしない。修正能力を求められた13日の楽天戦(バンテリン)だったが、3本のアーチを浴びるなど5回9安打9失点。中日を取材するライターは複雑な表情を浮かべる。

「柳の代わりがいないといえば、そうではない。大野雄大、涌井秀章、ルーキーの中西聖輝、櫻井頼之介とオープン戦で快投を見せているし、WBCを戦った侍ジャパンから高橋宏斗、金丸夢斗も復帰した。これまでの投球内容だけを見れば、柳は開幕投手どころか先発ローテーションに入ることさえ厳しい。井上監督は開幕投手に一度指名したので引っ込みがつかないかもしれませんが、特別な試合であることを考えると理解に苦しみます。前言撤回して状態のいい投手に変えた方がいいのでは...」

21年に最優秀防御率、最多奪三振を獲得も...昨年は3勝止まり

   柳が力のある投手であることは間違いない。昨年は右肩のコンディション不良で長期離脱したことが響き3勝に終わったが、21年に最優秀防御率、最多奪三振を獲得するなど先発の柱として引っ張ってきた。FA権を取得した昨オフは去就が注目されたが、権利を行使せずに推定年俸3億円プラス出来高の3年契約で残留を決断した。

   オープン戦のラスト登板では、開幕に向けて不安を払拭する快投を見せられるか。

(中町顕吾)

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