元IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗さん、303日の入院生活経て退院 兄の報告に祝福の声

   ボクシング元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗さんが、303日の入院生活を終え退院した。銀次朗さんの兄で元WBC世界ミニマム級王者の重岡優大さんが2026年3月25日、自身のインスタグラムを通じて報告した。

  • 2023年のIBF 世界ミニマム級暫定王者決定戦でベルトを手にする重岡銀次朗さん(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    2023年のIBF 世界ミニマム級暫定王者決定戦でベルトを手にする重岡銀次朗さん(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 重岡優大さんのインスタグラム(@yudaishigeoka)から。弟・銀次朗さんの退院を報告している
    重岡優大さんのインスタグラム(@yudaishigeoka)から。弟・銀次朗さんの退院を報告している
  • 2023年のIBF 世界ミニマム級暫定王者決定戦でベルトを手にする重岡銀次朗さん(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 重岡優大さんのインスタグラム(@yudaishigeoka)から。弟・銀次朗さんの退院を報告している

試合後救急搬送、急性右硬膜下血腫で手術

   銀次朗さんは25年5月24日にインテックス大阪で行われた「3150×LUSHBOMU vol.6」に出場。IBF世界ミニマム級王者のペドロ・タドゥラン選手とのIBF世界同級タイトルマッチに挑んだが、試合後、採点結果を聞いていた最中に意識を失い大阪市内の病院に搬送された。搬送先の病院で急性右硬膜下血腫による開頭手術を受けた。

   同年8月には大阪から故郷である熊本県内の病院に転院し、退院を目指してきた。兄の優大さんは8月13日に現役引退を表明し、銀次朗さんを支えていく意向を示していた。引退後は、熊本市内にカフェ「shinonome coffee」をオープンしている。

   優大さんは26年3月25日、「弟、銀次朗は303日の入院生活を経て退院しました」と報告し、家族での写真を公開した。

「カフェに銀を連れて行き、子供が居て、、家族が居て。ぼんやり見える幸せな未来を想像しながら今日まで突っ走った。泣いた分あとは笑わせてもらいます」

   優大さんらが車椅子に乗った銀次朗さんに寄り添った写真では、2月に生まれたばかりの優大さんの娘を銀次朗さんが抱っこする様子を明かした。銀次朗さんは右手でしっかり赤ちゃんを抱き、赤ちゃんと顔を見合わせている。

「現実が突きつけられてます。それでも幸せです」

   優大さんは、「ここから新たな生活がスタートします。銀の身の回りをもう少し整える必要があります」とした上で、リハビリ中の銀次朗さんの現状にも触れた。

「いちばんは夜ご飯に苦戦しそう。嚥下食って知ってます? 歯茎で食べれる硬さのご飯。むずかしい。一日中、トイレに行きたいと訴えてくる」

   「現実が突きつけられてます」としつつも、「それでも幸せです」とつづった。

   「そして子供と妻ももうすぐお家に帰ってくるので、まずは家族を優先します。なので今週はお店お休みします」とした上で、「でも焙煎のコツ掴んだので合間で豆焼いてなるべく早く再開できるように頑張ります!」としている。

   優大さんの報告には、「ご退院おめでとうございます!! 重岡brotherは現役じゃなくなっても九州の誇りです これからもお二人を応援し続けます!」「暖かな空気がつたわってきますね 退院おめでとうございます! やはり強い男や」など、祝福と応援の声が寄せられている。

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