2026年3月27日に開幕するプロ野球。開幕1軍のメンバーから外れたDeNA・藤浪晋太郎。先発陣の層が厚いとはいえないチーム事情を考えると復活して欲しい投手だが、制球難で試行錯誤を続けている。「31歳という年齢もネックに」昨年のシーズン途中に日本球界から復帰して6試合登板で1勝0敗、防御率4.09。制球力が課題に挙げられていたが、22回で11四死球と改善されたとはいえなかった。今年も状況が好転しているとはいえない。オープン戦は計8回2/3を投げて7四死球と安定感を欠き、防御率4.15。開幕で先発ローテーションを勝ち取れずファーム降格となった。3月18日のイースタンリーグ・西武戦もピリッとしない。初回に2四死球、3回も2四球に牽制悪送球で失点するなど独り相撲が続いた。3回で6三振を奪ったが2安打2失点の投球内容で、1軍昇格に向けてアピールできなかった。「米国で24、25年とメジャーに昇格できなかった理由が制球力でした。渡り歩いた球団で動作解析などを取り入れて改善に取り組みましたが、なかなか思ったところに投げられない。160キロ近い直球を投げられてもストライクゾーンに投げられなければ、戦力として計算しづらい。31歳という年齢もネックになりました。若手だと将来の伸びしろを期待して我慢強く起用されますが、藤浪の場合はそうではありません。DeNAは獲得した際にAIやメカニクスデータを駆使して藤浪の復活に自信を見せていましたが、なかなか思うようにいっていない。本人はメジャーに再挑戦したい思いがあるようですが、今のままではNPBの1軍で通用しません」(スポーツ紙デスク)シーズンは始まったばかりだ。制球難を克服し、1軍のマウンドで輝きを放てるか。(中町顕吾)
記事に戻る