かつての青春スター中村雅俊さん(75)が2026年3月28日に始まった「銀のマルシェpresents人生のワンステップ~さぁ一歩踏み出そう!」(BS朝日)のナビゲーターを務めた。中村さんにとってのワンステップは「映画監督」だという。
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中村雅俊さんにとってのワンステップは「映画監督」だという(画像はイメージ) -
中村雅俊さんのオフィシャルサイトより
鎌田敏夫さんから「雅俊、お前が監督やれ」と言われ
今までの日常とは違った世界に踏み出す人それぞれのワンステップについて紹介する新番組。初回に登場した中村さんは1974年に芸能界デビュー、翌年出演した青春ドラマ「俺たちの旅」は昭和を代表する青春シリーズで、中村さんの人生の中でも大きな位置を占める。
1月に公開された映画「五十年目の俺たちの旅」は、中村さんが70歳代になって初めて監督に挑戦した作品だ。きっかけは、「鎌田敏夫さんが脚本を担当することになり、鎌田さんから『雅俊、お前が監督やれ』と言われてその場で『わかりました』と承諾した」と話した。
映画監督は、自分で決断しなければならない大きなワンステップだった
監督の経験について中村さんは「孤独だった」と振り返る。
「役者は台本もらって自分の出番の1~2か月で芝居が終わればお疲れ様でしたで済むが、監督は撮影する前から台本を何回も直し、最後まで自分で決断しなければならない。それが正解かどうかはその場ではわからない。映画が上映され、お客さんの反応を見てはじめて『これでよかったんだ』となる。四六時中いろんなことを考えなければならないが、その不安が喜びにつながるんでしょうね」
人生のワンステップについて中村さんは「チャレンジとか、人生の転機とかターニングポイントとか、そういうのをひっくるめてワンステップという意味だと思うが、(映画監督は)小さなワンステップに見えて、ものすごく大きなワンステップだった」と振り返った。撮影中は俳優と監督業の違いにとまどいながらも完成にこぎつけたという。
中村さんが最近始めた次のワンステップは英語の学び直し。「星の王子さま」(サン・テグジュペリ)を英文で読んだり英語CDを聞いたりして勉強中だ。
「外国映画に出てみたい」という夢が残っている。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)