プロ野球日本ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(54)が、2026年3月29日にユーチューブを更新し、制球に苦しむ佐々木朗希投手(ドジャース、24)について、「イップスのイの字の入り口くらいまで行っている」と指摘した。「迷いが生まれてパフォーマンスが欠けまくっている」大リーグ2年目となる佐々木は、オープン戦で結果を残せなかった。24日に行われたロサンゼルス・エンゼルス戦に先発し、初回は1死も取れずに途中降板。オープン戦の特別ルールで2回に再びマウンドに上がり、この日は計2回3分の0、無安打5失点、2三振6四球2死球の大乱調だった。オープン戦は4試合に登板して、防御率は15.58を記録した。ここまで制球難が続く中、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、佐々木のローテーション入りを明言しており、31日(日本時間)に行われるクリーブランド・ガーディアンズ戦の先発が内定している。現役時代、イップス(心理的な原因により生じる運動障害)を経験したという岩本氏は、佐々木の制球難に関して、「迷いが1番の足かせになっている」と指摘し、こう続けた。「『自分のピッチングフォームが正解だろうか。このボールがバッターを仕留めることができるか』。いろんな疑問ばかりで、迷いが生まれてパフォーマンスが欠けまくっている。半分以下になっている。見ていて、『佐々木朗希、とうとう壁が来たか』と」そして、自身の経験から佐々木の現状を分析し、次のようなアドバイスを送った。「前が見えなくなると、イップスとか、頭の回路が壊れる」「ここで壁にぶち当たりすぎて、前が見えなくなると、イップスとか、頭の回路が壊れる。僕は経験者です。(佐々木は)まだ大丈夫。イップスのイの字の入り口くらいまで行ってしまっているが、引き返すことはできる。対処方法がある。なぜなら、僕は経験しているから。ピッチングフォームを端折りまくろう。足なんか上げなくてもいい」岩本氏は、佐々木が22年4月に達成した完全試合の時と、現在の投球を比較し、パフォーマンスが落ちた原因を解説した。「彼が完全試合をした時は、迷いがゼロで、プラス一層キャッチャーを信用していた。周りも信用、信頼していた。ネガティブ要素がゼロだったので、いろんなフォームでも全部タイミングが合っていた。それが今は、迷いがあることによって、全部誤作動が起きているから、肝心のリリースポイントで力が抜けている」また、スタッフから「こういう傾向が出てきたら危ないぞというものはあるか?」と問われると、「高校生の時にやっていた、ワインドアップをやるとか、動きを増やすのはめちゃくちゃ危ない。トンネルの先が全く見えないと思う。バグがどんどん入ってくるので、(動きは)少なく、少なく」との見解を示した。佐々木は今季初登板でどのような投球を見せるのか。31日のガーディアンズ戦に注目が集まる。
記事に戻る