社民党の福島瑞穂党首が2026年4月1日に定例記者会見を行った。社民党をめぐっては、3月19日に行われた集会で服部良一幹事長が行ったスピーチが問題視されており、この件について見解を求められた福島氏は、具体的な回答を避けた。「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです!」服部氏はスピーチで、沖縄県辺野古沖で発生した修学旅行生を含む船転覆死亡事故に言及し、「同志社国際高校の女子学生、そして船長が亡くなるという悲しい事故です。本当に心からお悔やみを申し上げたい」と語った。高校について「大変平和学習に熱心な学校」と評価しつつ、「事故の原因をきっちり究明して、(安全)対策を取っていかなければならないが、こうした事故によって平和学習に対するバッシングが来ないように、関係者、力合わせてこの危機を乗り越えていきたいと心から念じているところ」とした。続けて、「そもそも、辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです、皆さん!」と声を張り上げた服部氏。聴衆からは、「そうだー!」との声があがった。「海を埋め立てるのが悪いんです! こんなことをしなかったら、こういう事故も起こりえなかったわけですから。本当に、我々悔しくてたまりません」とした。事故の原因について「辺野古の新基地建設にある」と訴えたスピーチに、SNSでは厳しい声があがっていた。「ちょっと別にコメントする立場にはないと思います」福島氏による1日の会見では、質疑応答の際、「19日の議員会館前のデモ集会で、社民党の服部さんが登壇されて、『辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪い』と(主張した)。もちろん犠牲者の方々に対する哀悼の意を表した上での発言ではあるが、死亡事故の原因と基地建設を結びつけるような発言があった。これについてどう思うか」との質問が飛んだ。福島氏は、「ちょっと別にコメントする立場にはないと思います」とし、すぐさまマイクを置いた。記者から「いやいや、党首だから」との指摘が飛んだが、福島氏は「いや、別にあのコメントする立場にはありません」と回答をスルー。記者はなおも「社民党の幹事長として呼ばれた場面での発言に対して、社民党の党首として発言をお願いしたい」と食い下がったが、福島氏は「詳細をあまり知りませんし。報道ベースでは分かっておりますが、それについて議論をしたりとかはしておりませんので、コメントは差し控えます」との回答にとどめた。SNSでは福島氏の会見の様子が拡散され、「人には説明責任果たせ、とかいうくせにいざ自分のことになるとダンマリ」「辺野古転覆事故を政治利用してきた側こそ、まず自分たちの発言を総括すべきでは」など厳しい反応が相次いでいる。
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