プロ野球阪急、阪神、ダイエーで内野手としてプレーした松永浩美氏(65)が、2026年4月2日に公開されたデーブ大久保氏のユーチューブ動画に出演し、大リーグの内野手に関して、日本人の「需要がない」との見解を示した。
「基本、内野手は通用しない」
松永氏は現役時代、主に3塁手としてプレーし、打撃はスイッチヒッターだった。阪急時代の85年には盗塁王のタイトルを獲得し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞など、多くのタイトルを獲得した。
ダイエー退団後の97年オフに、大リーグのオークランド・アスレチックスのスプリング・トレーニングに参加したが、アスレチックスとの契約には至らなかった。
松永氏は、自身の米国での経験から「基本、内野手は通用しない」とし、その理由に言及した。
「日本の野球を見ていても分かると思うが、日本の内野手にそれほど外国人選手はいない。極端に言うと、外国でも内野に日本人は必要ない。連携プレーがあるから。力があるとか、ないとかではなくて、ピッチャーと外野手は大成するというのはそこ。(内野手は)需要がない。日本でも内野は日本人で固める。特に二遊間は日本人で固める」
昨オフ、巨人の岡本和真内野手(29)と、ヤクルトの村上宗隆内野手(26)が、それぞれポスティングシステムを利用して大リーグ球団に移籍した。
岡本は6試合で2本塁打、村上は6試合で3本塁打
岡本はトロント・ブルージェイズ。村上はシカゴ・ホワイトソックスに入団。チームでは、岡本はサード、村上はファースト(DH1試合)を守っている。
岡本、村上ともに日本で本塁打王のタイトルを獲得しており、2日時点で岡本は6試合で2本塁打、村上は6試合で3本塁打を記録している。
このような状況を踏まえた上で、松永氏は「むこう(米国)は、肩が強いとか、体が強いとか、アジアの人とは違う意識を持っている。内野手が(大リーグに)行くのは難しい」との見解を示し、「岡本と村上が、性格的にどっちが成功しやすいかなと考えると、岡本」とした。
大リーグの日本勢は、投手が圧倒的に多く、野手は、岡本と村上の他に、吉田正尚外野手(レッドソックス、32)、鈴木誠也外野手(カブス、31)らがプレーしている。